香港チャンピオンズデー2023〈振り返り〉

チェアマンズスプリントプライズ(GⅠ、芝1,200m)

レースタイム:1.08.38
レースラップ:23.72-22.32-22.34

1着①ラッキースワイネル
余裕の勝利、桁が違うね
4歳でさらに強さを増した
スプリント界では、世界チャンピオンクラス
もしスプリンターズSに出走したら、快勝しちゃうだろう
海外に挑戦して、真の世界チャンピオンになって欲しいね

3着②ウェリントン
ラッキースワイネルの強さもあって、
今回も途中で諦めた感じだった
今度一緒に走る時は、3着も難しいかもね
逆にそんな状況のこの馬を差せなかった5歳以上の馬は、
能力面で厳しい評価して良いね

5着⑦アグリ
2戦続けて、GⅠの厳しさを知った
正直に言えば、GⅠへは結構な距離が、壁がある
もともと1,400mが適距離の馬
まだ4歳馬だけに、まだまだ成長も見込める
1,400m戦で力を付けて、暮れの阪神Cで結果出すようであれば、
来年の高松宮記念、楽しみにあるけどね

チャンピオンズマイル(GⅠ、芝1,600m)

レースタイム:1.33.34
レースラップ:24.49-22.50-23.08-23.27(46.99-46.35)

1着①ゴールデンシックスティ
香港のスーパースター、絶対横綱、着差以上の快勝
スタート後少し抑えるも、スローの流れに
スピード値の違いから、前にプレッシャーを掛ける形となる
昨年暮れの香港マイルでこの馬を破ったカリフォルニアスパングルを、
馬なりで捕え、あとは気合い付ける程度十分だった
中距離でも走れるレーススタミナがあるから、余裕があったね
これだけの馬、是非安田記念に来て、強さを見せつけて欲しい

3着②カリフォルニアスパングル
香港の3横綱とは、力の差は明らか
5歳馬だけど、7歳馬のゴールデンシックスティに、
さらに差を拡げられた
横綱不在のレースでしっかり勝ち上がる(賞金を稼ぐ)方針もありだが、
そうしたら、横綱がいるGⅠでは、
ローテーション、体調、仕上げの点で、軽視しても良いかもね

クイーンエリザベスⅡ世カップ(GⅠ、芝2,000m)

レースタイム:2.01.92
レースラップ:27.45-25.10-23.71-23.09-22.59

1着①ロマンチックウォリアー
前半800m通過が52.45、超スローの流れ
あの流れなら、この馬がいたポジションでないと勝てない
レースレベル自体は、高いとは言えない
恐らく騎手も、バックストレッチ入った時点で、
勝ちを確信したのではないかな?
香港中距離界の横綱であることには間違いないが、
もし日本で走るなら、安田記念の方が合うかな
天皇賞・秋の舞台ならば、日本馬の方が力は上と感じる
このクラスの馬だけに、どんどん世界に挑戦して欲しいね

2着⑥プログノーシス
あのペースで、あの位置から2着なら、十分であろう
それだけに、もう少し自在性が出てきたら、
もっと大きなところも期待出来るけど…
特に中距離界の横綱級先行馬は、簡単に止まらないからね
現状でも十分に、GⅠ2着馬級の力はある
ここからは、厩舎と騎手の出番
川田騎手、GⅠ馬になるまで面倒見てくれるのかな?
そこもポイントだね

3着②ドバイオナー
最後の伸びは強さを感じたが、スローで時計掛かったのは大きい
2,000mで2分切るような舞台・レースでは厳しい
この馬にとっては、香港の馬場でも速い
オーストラリアを主戦場にするのかな?

5着③ダノンザキッド
3~4角で、スーッと上がっていけないのは、致命的
勝ち馬をマークしていたのにあれではね
鞍上も勝負にいっただけに、失速での5着は馬の実力
初めから入着狙いでレースするなら、GⅠでも馬券絡めそうだが…
いずれにせよ、もう自力で重賞制するほどの力は無いね

6着⑦ジェラルディーナ
相手の力を殺ぐ特殊な馬場で強み発揮する馬
それだけに今回のような良馬場では厳しいし、
スローの上がり勝負も厳しかった
この馬に関しては何度も言うが、欧州に長期遠征して欲しい
面白いと思うのだが…

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