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第84回菊花賞〈ステップレース検証・調教診断〉

対象レース(レースの振り返り)

↓3歳牡馬路線の振り返りはこちらから↓

上記重賞レースに、前走の条件特別戦も合わせて、振り返り、評価する

ステップレースの評価

⚫︎セントライト記念
スタミナ、持久力が求められた
トライアルとして意義あるレース
皐月賞馬、ダービー2着馬が、2着を確保
3着以下は、菊花賞での勝ち負けは厳しい

⚫︎神戸新聞杯
2,400mでの力勝負、GⅡに相応しいレース
少しタフ過ぎた分、疲れが心配
調教診断で、状態チェックが必要だね

⚫︎日本ダービー
地力がないと勝ち負けは出来ない展開
特に4着までは春時点で、世代力上位と見て良いだろう
ただし、オークスの方がレベルは上だった
そういう意味では、絶対的な強さまではいかないかな

⚫︎札幌記念
GⅡ慣れした馬が引っ張り、3角から勝負
力勝負、GⅡ相当のレースレベル
積極的に仕掛けていった2着馬、いい内容だった

⚫︎新潟記念
馬場がタフな状態
2,000m以上の距離を走れるスタミナが必要だった
ただしレースレベルとしては、ローカルハンデGⅢ
GⅠまではまだ少し距離あるかな

⚫︎レパードS
ダート重賞、しかも対象馬はシンガリ負け
2着までは力を感じる内容だったが、
それ以外は厳しい

⚫︎阿賀野川特別
馬場が少しずつタフになってきていたなか、逃げ切り勝ち
持久力の高さ感じる勝ち方だったが、
レースレベルは3歳限定OPクラス

⚫︎日本海S
スタミナある勝ち方、力を十分に感じられた
レースレベルとしては、古馬混合OPクラスはあったかな

出走馬の評価

 1位:⑭ソールオリエンス
 2位:⑦タスティエーラ
 3位:⑪サトノグランツ
 4位:⑮ファントムシーフ
 5位:①トップナイフ
 6位:⑧サヴォーナ
 7位:⑰ドゥレッツァ
 8位:⑨ノッキングポイント
 9位:⑥リビアングラス
10位:⑫ハーツコンチェルト
11位:④ダノントルネード
12位:②ウインオーディン
13位:③シーズンリッチ
14位:⑬ナイトインロンドン
15位:⑩マイネルラウレア
16位:⑯ショウナンバシット
17位:⑤パクスオトマニカ

勝ち馬候補は、⑭ソールオリエンス、⑦タスティエーラ、⑪サトノグランツ、
以上3頭を挙げる

⑭ソールオリエンス
皐月賞の勝ち方は、間違いなく世代トップの力を持っていると言えよう
前哨戦セントライト記念は、先行馬有利の馬場、本番控えた仕上げ
その中での2着は、十分な結果であろう
ただし、ダービーにしても、前走にしても、勝ち切れなかった
絶対的な本命馬とまでは言えない
本命馬候補の1頭、という評価

⑦タスティエーラ
今年のダービー馬
ダービーを見ている限り、距離延長は大丈夫そう
ソールインパクトより前目で競馬出来るのは有利
ただ長距離戦だけに、一叩きして準備運動しておいた方が良い
秋初戦は不安材料であるが、間違いなく本命候補馬ではある

⑪サトノグランツ
前走神戸新聞杯の勝ち方は、良かった
距離も問題なさそうだし、ローテーションもOK
鞍上川田騎手もプラス材料
条件は揃っている、あとは疲れが残っていないか、だね
春のクラシック馬を抑えて戴冠可能性、十分あると思う

⑮ファントムシーフ
前走は逃げる形となり、0.1秒差の3着
本番は逃げ馬もいるし、先行策の経験が活きそうでもある
ただ神戸新聞杯の垂れ方見ていると、持久力に不安は残るが、
今回は京都だけに、豊マジック出れば、逆転可能性0ではないかな

①トップナイフ
札幌記念2着は、十分評価出来る内容だった
ホープフルS、皐月賞の内容からも、
先頭集団にはいる馬
でも勝ち切るイメージはない
2着候補としては、侮れない馬

⑧サヴォーナ
ランキング急上昇してきた上がり馬
前走の2着は評価してよいが、
勝ち馬サトノグランツとの力差を感じる結果でもあった
この馬も2着あれば、という評価

⑰ドゥレッツァ
未勝利、1勝馬特別、2勝馬特別、3勝馬特別、と4連勝
勝ち方を見る限り、OP特別クラスの強さだった
未勝利戦で破った相手が、サトノグランツ
ポテンシャルは、世代トップクラスと言える
初斤量、初距離、初重賞、壁は高いが、面白い存在ではある

⑨ノッキングポイント
古馬混合重賞を制した、成長しているね
レーススタミナの高さを感じた
でもあくまで中距離戦でのスタミナかな
ダービー5着馬、成長はしているが、上位馬も成長している
菊花賞、3着あれば御の字、というところかな

⑥リビアングラス
前走、新潟2勝馬クラスで、逃げ切り勝ち
持久力もあり、距離延びるのは、マイナスではないだろう
もしスローで、下り坂まで動きがなければ、
ひょっとする可能性はある
ただやっぱり一気の相手強化で、いつも以上に消耗するだろう
あくまで大穴候補、までかな

⑫ハーツコンチェルト
ダービー3着馬、地力はあると思うが、
前走見ていると、右回りコースでの不器用さを感じる
春のクラシック馬とは、正直力の差はある
それを器用さで埋めれないと、差を縮めることは難しいかな

④ダノントルネード
前走、ドゥレッツァの快勝に対し、
同馬は、先行してもがき、馬群に沈んだ
G I舞台で、上位に食い込んでくるイメージは出来ない

②ウインオーディン
末脚は良いもの持っているが、
やはり3~4角の動きで差を付けられている
勝ち負けまでは厳しい、掲示板あれば御の字

③シーズンリッチ
2,400m戦での動きを見ていると、3,000mは長いね

⑬ナイトインロンドン
持久力はあるも、GⅠではスピードが足りない

⑩マイネルラウレア、⑯ショウナンバシット
春のクラシックで、底を見せた
さらなる成長を見せたとも思えない現状では…

⑤パクスオトマニカ
前走ダート重賞でシンガリ負け
ダービー13着は、そのままの評価で良さそう

調教診断

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