第69回有馬記念〈ステップレース検証・調教診断〉
ステップレースの評価
⚫︎天皇賞・秋
2,000mでの消耗戦、タフなレース
勝ち馬の上がり32.5が別格過ぎだけ
各馬力出し切った結果、疲労が心配
⚫︎JapanCup
入りスロー、ドゥレッツァの仕掛けでレベル1段階UP
さらにドウデュースの脚に引っ張られて、もう1段階UP
ただドウデュース以外馬は、普通のGⅠまでの評価
⚫︎菊花賞
3着馬の仕掛けで一気にレベルが上がった
スタミナ・持久力勝負となり、天皇賞・春に直結しそうなレース
⚫︎エリザベス女王杯
GⅠとしてはスローな流れ、勝ち馬はセンスが良く、脚を上手く貯めれていた
ただGⅠレースとしては、それほど高いレベルではない
⚫︎BCターフ
我慢の流れ、距離以上にタフなレース
結果は位置取りの差も、GⅠ勝つなら、勝ち馬くらいの強引さ欲しいね
⚫︎コックスプレート
勝ち馬は強かった、ただそれ以外が案外だった
レースの評価としては、高くはない
⚫︎アルゼンチン共和国杯
東京2,500m戦らしい、スタミナ勝負となった
レースラップ悪くないが、後方馬が上位を占めた、やはりGⅡまでの評価
⚫︎京都大賞典
中盤緩んで、残り4Fの勝負
タイム悪くないが、GⅠほどの厳しさを感じなかった、GⅡレベル
出走馬の評価
1位:③アーバンシック
⇨スタミナ、持久力の高さ示す、スタミナ勝負のレースなら有力候補
2位:⑥ローシャムパーク
⇨折り合い課題も、スタミナOK、騎手の力必要も、十分勝ち馬候補
3位:⑬スタニングローズ
⇨道中緩んだのは大きい、2,500mは少し長い、スローの切れ味勝負になるなら…
4位:⑪ジャスティンパレス
⇨切れ味勝負では分が悪い、スタミナも求められたが…、ピークアウト?
5位:⑯シャフリヤール
⇨力は見せたと思うが、勝ち切るにはもう1レベルUP欲しいね
6位:⑩プログノーシス
⇨型にハマらないと脆いところが出た、ただハマったらGⅠでも期待できる
7位:⑤ベラジオオペラ
⇨緩む展開なら勝負できそうだが、ペース緩まずスタミナ勝負になったら厳しい
8位:①ダノンデサイル
⇨ 外仕掛けのレース、枠の差大きい、とは言え持久力では勝ち馬に劣る
9位:⑦スターズオンアース
⇨勝負いって根性見せる、2,500mは少し長いが、切れ味勝負になるなら…
10位:⑧レガレイラ
⇨自分のレースがGⅠで通用しなくなった、もう1回作り直し必要
11位:⑮ハヤヤッコ
⇨前走は力示した、相当タフなレースになったら面白いが、右回り不安
12位:⑨ディープボンド
⇨完全なキレ負け、スタミナ勝負なら見せ場作れそうだが、さすがに…
13位:⑭ダノンベルーガ
⇨前走目一杯のレースも結果残せず、さらなる結果求めるのは厳しい
14位:⑫シュトルーヴェ
⇨GⅠレベルにないことを露呈、3~4角の行きっぷりがね
15位:④ブローザホーン
⇨東京は合わない、中山向きではあるが、宝塚記念の疲れ残っている?