🐎競馬🐎エリザベス女王杯回顧 川田がレースコントロールしたのよねぇ

こんにちは!
おウマ園長DXです!
エリザベス女王杯はまたしてもルメール騎手の超絶エスコートにやられてしました💦
秋G1はちょっとしたズレが修正できないなぁ。。。という個人的な嘆きです。
それでは回顧です。

-レース全体として-
まず、芝状態。
日曜後半の馬場は芝が掘れて飛んでいました。平均ペースの時点で前は中々きついし、上がりも33秒台が出るような馬場ではありませんでした。
揃っている材料は外差し馬場だったのは間違いありません。

レースを決める大きな要因になったのは騎手の動き。
まず、内枠の馬でワンツースリーとなった要因を作ったのは川田騎手。
レースの1000メートル通過が1分1秒1。
川田騎手はそこから離れた3番手で後続に蓋をして実質の超スローペースにレースコントロールをした形。
形的にはブエナビスタが負けたときのエリザベス女王杯と同じ。あの時は若き日のスミヨンが後続に蓋をして、後続はブエナビスタ以外全滅。
今回も外を回る差し馬は全滅。
これは4枠2頭が行かなかった・行けなかったのも大きい。
出遅れや意図的に差しに回ったことで、結果的に馬群の外を進出するようになった。これはこの2頭だけではなく、ライラックが外に出せなくなったことにも起因している。
そして、その流れの中でブレイディヴェーグを5番手のインにエスコートしたルメール騎手。今回も普通にゲートはジャンプしてスタートしたが、押してポジションを取り、折り合いをつけた。
文字で書くと簡単だけど、そんなうまくいかんよ普通。ゲームかよと突っ込みたくなるくらい平気で収めてくる手腕に脱帽。
川田騎手も自分が有利になり、尚且つ相手が不利になるようなレースコントロールで脱帽。
こんな感じでおおむね合っていると思う。

馬別にひとこと
1着ブレイディーヴェーグ
さすがに今回はルメールの腕あっての勝利だと思うが、馬場的にいえば決して向いているとは思わない。
現時点で今後のポテンシャルの想像をしてもしょうがない。
次に使うならドバイなんだろうと思う。
厳寒期でも芝が綺麗だし、賞金も高いし。

2着ルージュエヴァイユ
川田・ルメールを出汁に使おうとした松山騎手の見事なエスコートだったと思う。中1週でジャパンカップ出そうだなあと勝手に思っている。

3着ハーパー
結局、秋華賞も今回も色々な面がこの馬に有利に働いたのは間違いない。
強くないと思っていても、ハーツクライ産駒は古馬に急上昇するタイプも多いのでこの馬も来年は化けるかもしれない。

4着ライラック
鞍上は「動ける位置にいたかった」との談を残しているが、だったらシンリョクカの後ろにエスコートするのは違うんじゃないのとは思う。
1~2コーナーでも内か外かを選べるタイミングは合ったのに、結局シンリョクカの後ろで黙っていることを選択して結果的に内も外も行き場がなくなるという。まあ、戸崎騎手らしいエスコートではあった。

5着ジェラルディーナ
やはり最終追いの併せ馬はなにかしら陣営が不足を思うことがあっての策だったのだと当日のイレコミ具合やゲートの出遅れを見ると言わざるを得ない。
それでもスタートさえ出れば、ムーアなら内にエスコートしただろうが、こればっかりはどうにもならない。

6着サリエラ
良く走ってると思う。

7着ディヴィーナ
結果的に控えて正解だったともいえる。外から一瞬伸び掛けたし。
乗り方次第ではもっと接戦になってもおかしくなかったと思うが、おそらくもうこの距離は使われないだろう。
右回りで人気より着順上げたのは今回が初。充実しているのは間違いない。

以上です。
また、週中にお会いしましょう!

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