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#コルクラボマンガ専科 で学ぶ作家のためのSNS戦略~Twitter使いは世阿弥「離見の見」がすべて

コルクラボマンガ専科7期で物語の見せ方について学び中です。シェアメイトのような距離感に、創り手の仲間がたくさんいるって、とてもありがたいなって日々感じています。さてさて、第3回の講義は「SNS戦略」でした。

「人柄」が伝わるように発信していく

SNS上で芸風、キャラ、投稿するものが統一されている人をとてもうらやましく感じていました。インスタでマンガ家さんやブランドのアカウントを見に行くと、ブランドの雰囲気が統一されてるんですよね。なので、それが好きだなって思った人がフォローしやすい。

しかしながら、、

みじんことオーマのコンビは、オーマは獣医師免許もちで現代アートをやっているし、みじんこはマンガ描きながらライターとかもやってるし、二人そろうと何をしているコンビかぱっと分かんない感じだったんです。

作品も大型作品(インスタレーション)だったりペインティングだったり、マンガもエッセイだったり医療SFだったり、、やることがいろいろすぎる!!全部を1アカウントで投稿しちゃうとカオスしか生まれてこない、、

現代アートの話が好きな人はマンガ創作には興味ないだろうし、旅行に興味がある人はものづくりには興味ないだろうし。投稿を統一するにはアカウントを分けないといけないんじゃないかと思っていました。でも、要素がたくさんすぎて、分けても管理ができずに放置する未来が目に見えている。。

そんな相談をしたところ、講師をしてくださった岸田奈美さんから、要素が多くても全く問題なし。「人柄=何を見てどんな風に言ってるか、を統一する」「自分が楽しい!と思うことを他の人の目線をもって続ける」のがいいとアドバイスをいただきました。

インスタの投稿統一しなくてもいい?

さらに、懇親会の時に、マンガ専科のほかのメンバーの方にインスタアカウントを見ていただきました。最近のみじんことオーマのインスタは、マンガが唐突に出てきててカオスなんです。
友達の投稿見てても、モデルの子はその子ばっかりだし、アーティストの子は作品ばっかりだし、美しい景色の子は景色ばっかりだし、統一できてていいなぁっていうのをうらやましく思うばかりでした。

アート作品ってそんなにすぐできないので、たとえば毎日投稿したい場合はけっこう激しくローテーションすることになっちゃいますし。できた時だけの投稿だったらほぼ投稿しない生活になります。どちらにしろ、インスタの運用は自分でもあんまりうまくいってない印象でした。ぶっちゃけもう、運用ってなに、、みたいな状態です。

ところが、マンガ専科のメンバーさんたちに見せたら「みじんこマンガも原色な感じだし、混ざっててもそんなに気にならないですよ」というあたたかいコメントをいただきました。・・・!そうか、気にしてるのは自分だけで、そもそもそんなに一生懸命見てくれるファンもいない段階なんだから、好きなものを好きに投稿しておけばよかったのか、、なんて気づかされました。

なので、これからはマンガにしろ作品経過にしろ、自分がこれまで滞在した素晴らしい場所にしろ、紹介したいものをその素晴らしさを添えて投稿してみようかなと思えました。専科のみなさん、ありがとうございます!

https://www.instagram.com/oumavet/

その他のポイントとしては

<SNS運用のポイント>
・作家(自分)を売りたいのか、作品を売りたいのかを明確にする
世阿弥の「離見の見(自身を客観視する神の視点)」の視点をもってSNSを使う。(本音をそのまま出すのではなく、相手からの見え方を考慮して伝える)

<SNSの使い方>
・再掲を恐れない(コメントを変えて何度でも投稿してOK)
・コメントを見たり、タイムラインを見たりすることで、今の流行りみたいなのをなんとなくキャッチしておく
・ネガティブな感情をもとに拡散されたものではフォロワー数は増えない
・今、マンガをやるならTikTokがアツイかも!(あまりやってる人がいない)
・いいねしたりRTしたり、頻繁につぶやいたり、アクティブなアカウントにしておくとTwitterには優遇されやすい
・バズるかどうかは運なので気にしない

<メンタルケア>
・フォロワーが減ることを恐れない(マンガ以外のことをあげた時に期待外れと考える人には最初から離れてもらう)
・炎上してもすぐに忘れられるので気にしない
・疲れてきたら離れる
・辛い時に話を聞いてくれる安全領域をもつ

みたいな感じでした!アカウント統一悩みがめちゃくちゃあったので、とても楽になりました。これからは自分の好きなことを好きな感じで投稿していくぞ!

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みじんことオーマ
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