みじんことOumaの #私を構成する5つのマンガ ~細胞と医療とドラえもんと友達
こんにちは、元獣医師の細胞アーティスト・Ouma(オーマ)です。
Oumaを構成する5つのマンガは「BLACK JACK」「はたらく細胞」「螺旋じかけの海」「宇宙兄弟」「ドラえもん」です。
1)BLACK JACK
1つ目は手塚治虫先生の名著、ブラックジャック。何度読んでもおもしろすぎて、読んでる間は誰かに話しかけられても「ふあ、ふあ」としか答えられないほどのめりこんでしまうんですが…
医師免許をもつ手塚先生による医療マンガなんですが、衝撃だったのは意外と医学的な正しさを追及してないということ。
医者が書いてる医療マンガだと、医学的に間違ってはいけないみたいな先入観があったんですが、物語の根幹を流れるテーマに強く向き合うことの大事さみたいなのを教わった気がするのです。
私自身も今は医療をテーマにした物語を書きたいと思っているので、「ブラック・ジャック」は医学の専門知識を活かしつつも、テーマを支えるフィクションを恐れずに取り入れていく勇気をくれた物語です。
2)はたらく細胞
Oumaは現在、「細胞アーティスト」と名乗っておりまして。細胞をモチーフとしたアート作品を制作しています。生物学では細胞が生命の最小単位といわれることもあり、生命の象徴として使っていたんですが、、、
「はたらく細胞」が流行った時に、日経MJに紹介していただいたことがあるんですね。
もともとマンガも読んでたので、取材にもぜんぜんついていけたんですが、「細胞」っていうところでヒットにあやかれて、作品画像を新聞に使ってもらえたので、とてもありがたい思いでいっぱいなのです。
そんなわけで一方的に恩義を感じている作品でもあります。
かわいい赤血球ちゃんとイケメンの白血球さんにそこはかとなくカップル感を感じています(細胞的に絶対にカップルにはならないんですよね)。
スピンオフシリーズもいろいろで、マンガサイトのアルでライターをやってるみじんこさんががんばって記事を書きまくっています。
熱中症とか花粉症とか、日常でよくある病気が分かりやすく解説されているので、医療系の仕事を目指す人にもお勧め。笑いながら学べて記憶に残りやすいです!
3)螺旋じかけの海
最近、アルライターのみじんこが、こんな記事を書いてたんですね。
こちらの記事で初めて知ったのが「螺旋じかけの海」。
現役のお医者さんが書かれているということで、医療の専門知識がすごい。SFなんですが、法律だったり人々の差別意識だったり、生物としての寿命がどこで決まるかみたいな設定まで作り込まれていて、ものっすごくリアリティがあるんですね。
専門知識を使って物語を書くってこういうことかぁ、、と羨望とともにとても学びが多い一冊です。繰り返し読んで楽しみつつ勉強したいなと思っています!
4)宇宙兄弟
夢を追う喜びをいっぱいくれる「宇宙兄弟」。ムッタの「シャンプーがよく泡立ちます」は世紀末まで残る名言ですよね。
大笑いできてグッとくるシーンもいっぱい。「宇宙兄弟」を読むと、なんかもうちょっと頑張りたくなってしまいます。
そして特に好きなのは、宇宙で医療の研究をするために宇宙飛行士になった伊東せりかさんと、せりかさんの名前がついた医療支援ファンド「せりか基金」。
せりかさんのお父さんがALSという難病にかかって亡くなっているんですが、その病気の開発支援をしているファンドが「せりか基金」です。
「宇宙兄弟」という物語から生まれたファンドが、現実の人々に力をくれるってとても素敵だなぁと思っていて、みじんことOumaも月額3265(みじんこ)円を支援しています。
↓ 伊東せりかさんの研究への思いはこちらから読めます(いつも泣けてしまうよ!)
好きなマンガの登場人物って自分にとっては生きている人とほとんど一緒ですよね。好きなキャラが死んで泣いちゃう時だってあるはず。
物語と現実世界が交錯し、お互いを支え合っているような関係が「せりか基金」を通じて生まれていて、自分も今後、こういうことをやっていきたいなぁという想いに駆られます。
実例があるとがんばりやすいですよね。そういう意味でも「宇宙兄弟」という物語だけでなく、その派生まで素晴らしいプロジェクトだなと思っています。
5)ドラえもん
悩んでしまいましたが、最後は世界に愛される「ドラえもん」で。
人生で初めてアーティスト・イン・レジデンスというアートプログラムに参加し、バルセロナに3か月滞在したことがありました。その時、町のパン屋さんで見かけたのがこちらのドラえもん風の何かなんですが、、笑。
バルセロナで生まれ育った女性が「ドラえもんはもう、バルセロナのカルチャーだわ」って言ってたのも印象的で。
ほんとに、世界中からものすごく愛されているんですよね。そんなキャラクター・世界観をつくった藤子先生もすごいなぁと。
自分にお金がぜんぜんない子どもの頃、一生懸命集めてたのが大長編ドラえもんだったんですが、特に「魔界大冒険」と「海底鬼岩城」が大好きで、何度も読み返しました。
友だちとドラえもんの道具を1つずつ言い合うゲームとかやってたこととかあって、ドラえもんはいくつになっても私のヒーローだなぁという気がしてます。
番外)フラジャイル
もう一つ追加であげておきたいのは「フラジャイル」。
こちらは、細胞を診てどんな病気か診断する専門のお医者さんが主人公の物語です。もともと獣医だったOumaは、この職業の動物バージョンになりたかったんですね。
ただ、獣医領域ではそこまで専門化が進んでいないし、働けるところがあるとしても非常に狭き門だったこともあって、結局断念してしまいました。
自分を構成する職業にはならなかったけど、今は細胞をモチーフにしたアート作品をつくっているので、勉強したことは自分でも予想しなかったところに役立っている感じです。
Ouma作品はこちらから買えるのでもしよければのぞいてやってください!
または、ArtStickerというサイトで作品にSticker(120円からできる投げ銭)していただけると、作品がピックアップして見つかりやすくなるので、気が向いたらのぞいていただけるとうれしいです!
今は頑張って作品をアップしています。
\ がんばってるよっ /
みじんこを構成しているのはどのマンガ?
ところで、私の相方であり、アルでライターをやってるみじんこを構成しているマンガはこちらのようです。
みじんこを構成する5つのマンガは「デキる猫は今日も憂鬱」「姫様“拷問”の時間です」「もやしもん」「聖☆おにいさん」「ギャルと恐竜」
(友達がほしいんだそうです)。
診断はこちらからできます↓
\ トモダチほしいよっ /
最近、おなかがぴーこぴーこしてるみじんこが、これまでアルで書いた記事はこちらです。
\ 読まれたいよっ /
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