拗らせOL 幼少期_正しい主張は相手に伝わる
兄のお陰でメンタルが強く、負けず嫌いで弱みを見せない私の学校生活は
男の子とよく喧嘩(追いかけっこ程度)するけど、女の子とは誰とでも
話すような子だったと思います。
思春期特有の、好きなこが被っていじめられるようなことは、私には
無関係で、男の子とよく喧嘩していた私は女の子に強そうと思われ
ありがたいことに周りに人が集まってくれていました。
私は、人を陥れようとか、せこいことが嫌いで、友達と喧嘩をしたとしても
一対一で喧嘩をするので、相手をいじめようとは思ったことはありませんでした。
そんなある日、私は親友のかなちゃんと喧嘩をしました。
何が原因だったかはちゃんと覚えていないのですが、喧嘩して、別の友達と遊んでいました。
すると、別の友達は、私がいってもいないのにかなちゃんのこう言うところが嫌いと話し始め、他の2人も嫌いなところを言い始めました。
単純な私は、みんなはそんなに仲良くないのにかなちゃんのこと嫌ってたんだと思いました。
かなちゃんはと言うと、友達がおらず1人でいました。
そんな様子を見ていた担任の先生が、ある日女の子一人一人を呼び出しました。
そして最後に私が呼ばれ。。。
担任「あなたがみんなを引き連れてかなちゃんをいじめてるの分からないの!」と言いました。
私は1対1で喧嘩はしているけどいじめなんて卑怯なことしてない!と思ったので
私「私は1対1で喧嘩してるだけでいじめてないし、みんなを巻き込んでない!」
そう言うと、
担任「みんなあなたが言うから話さないようにしてるって言ってるわよ!」
私「!!!」
いじめかどうかは、いじめられた側が判断するものですが、私はいじめなんてしてないし、ましてや友達を巻き込んでなんてないと思い、先生が名前をあげた3人に問い詰めにいきました。
私「ねぇ!私がかなちゃんをいじめようってみんなを誘ったって言われたんやけど、私いつそんなこと言った?自分たちが勝手にかなちゃんの嫌なとこ言ってたけど、それ私が言わせたの?」
3人「ごめん、先生にこころちゃんに言わされたんでしょって言われて。。。怖くてそう言うしか無かった。こころちゃんに言わされて悪口言ったわけじゃない。自分から言った。」
3人は泣きながら私にそう言いました。
私「人のせいにする人大っ嫌いやからもう関わらないで!」
3人「ごめんなさい」
私はその後、親友のかなちゃんにも喧嘩していたことをあやまり、別の友達と過ごしていました。
すると、3人が私のところへ来て
「こころちゃん、本当にごめんなさい。先生にちゃんと答えて、こころちゃんのせいじゃないって言えなくてごめんなさい。許してください。」
泣きながらそう謝ってくれました。
誰かを陥れようとか卑怯なことをせず、自分の正しいと思う正義を貫き
真剣に相手に向き合えば、相手に伝わるんだと思いました。
小学生ながら、色んな人間関係に揉まれ、人と関わることに少し疲れてしまい
3人以上のグループで気楽に過ごすようになりました。