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免許合宿から約2年

親友Kちゃんと熱海旅行に行った日の記録🚙

Kちゃんとは高校からの仲で一緒に旅行に行くのは2年ぶりくらい。
これまで国内外の旅行や免許合宿にも一緒に行った大親友。
今回、Kちゃんも私も身の回りのことが落ち着いたので、今回は千葉から熱海へ車で向かう1泊2日ソーシャルディスタンスの旅をしてきました。


〜免許合宿から約2年〜
気づけば初心者マークを卒業していた私たち。

なんとなく気づいていたが2人とも長距離の運転は久しぶりだった。
しかしお互い不安を口にすることはなかった、普通に行けると思っていた。
勢いよくスタートしたものの高速の入口がわからず周辺を徘徊すること20分、やっと乗れた有料道路は目的の熱海とは真逆の千葉方面だった。
すぐに修正ルートを出してくれるカーナビには頭が上がらない。

両者急かしたりこんな小さなミスで機嫌を悪くするタイプではないので楽しく旅を続行。その後無事に正規ルートへ迂回した。
ドキドキしながら高速を走行しつつ、免許合宿で一緒に風呂に入ったことを懐かしいと笑っていた (この後また2人きりで貸切温泉に入ることになる)
途中で寄ったサービスエリアのメロンパンがおいしかった。

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さて、観光地の駐車場とは何故あんなにコンパクトなのか。儲かるのは想像に難くないが、そのせっっっまいスペースで駐車場をつくるのは如何なものか。せめてカーナビの駐車場表記に駐車難易度★★★をつけてほしい。

駐車場で身動きが取れなくなった。
"空"の表記を見つけてラッキー!!と安易に車を近づけたものの、いざ止めようとしたところで前にも後ろにも動けたくなった。
ぱっと見で難しそうな駐車場に入った時点で積んでいたのだが、その時点でもうそんなことはどうでもよく、パニクる私たち。

自分達だけのことなら笑えるが、ここでミスると他所様の車を傷つける&他の人も出られないのでまじでまずい。とりあえず運転を車を変わってみたものの、私もどう動かしていいのかわからない。
ヤバいと思っていたその時、Kちゃんが如何にも海にいそうな色黒おじさんと歩いてくるのが見えた。
『あ、これ絶対怒られるやつ〜〜』
南無阿弥陀&謝罪モードに入りかけたその時、おじさんが「指示出しますよ!」ってハニカミながら車の周辺をぐるっとまわって確認をはじめてくれた。

おじさんいい人だった。
ありがとうおじさん。
おじさんを連れてきてくれてありがとう、Kちゃん。

ちなみにKちゃんのすごいところはこういうコミュニケーション能力が信じられないほど高いこと。何年か前にバリに行った時も初対面の現地の人にお店を教えてもらったり、一緒にパラセーリングをしていたのを思い出した。

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観光もおわり、さらに車で12分程先の宿へ。
天気に恵まれたこともあり海沿いの景色は最高だった。その時点で先ほどの駐車場の件は忘れていたし、車の運転にも慣れてきた。


トンネルに入ったところで前の車が止まった。
暗いしよくわからないけど進まない、前の車もその前の車も止まってる。はじめは信号か渋滞かと思ったけど、それにしても進まなすぎる。後ろの車はクラクションを鳴らしはじめるし、なんだか空気がよくない。
私たちはひとまずテレビを見て待つことにした。
トンネル内だったからなのかNHKしか選択できなかった。映像は流れず、音声はまばらだった。



16時30分だった。

暗いトンネルのなか、あの大人気教育番組「おかあさんといっしょ」の音が途切れ途切れに聞こえてくる状況を想像してみてほしい。

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数分後、軽い接触事故だったようでパトカーと救急車が到着した。
すぐに誘導されてトンネルを通過した。パッ読みた感じでは大きな事故ではなかったけど、Kちゃんは完全に怯えていた。
私もはじめて間近で事故なんてみたものだから動揺していた。ハンドルを握っていたので冷静にならなきゃと思いつつドキドキが収まらなかった。


トンネルを抜けて通信状況が良くなり、クリアになった"おかあさんといっしょ"の音声が車内に鳴り響く。

きれいな海沿いの道、おかあさんといっしょ、隣でびびり倒すKちゃん。

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今思うとジワるがそのときは本気で焦ってた。
段々と怯えてるKちゃんの姿を見て"この子を守らねば…"みたいな謎の母性が湧いてきて落ち着いた。あとで思い返して気づいたが、好きな漫画で"自分よりも緊張している人を見ると冷静になる法則"って話があったけどコレかもしれないと思った。
(ちなみにこの前調べたら事故の死傷者はいなかった、よかった)

でも数分たったら2人ともケロっとして、買ったお酒と追加するお酒の組み合わせを考えていたから人間こんなもんだと思う。

ああでも、学生頃は気付かなかったけどトンネルの待ち時間で絶対気持ち下がること言わないし、そういう発想に至る空気にしないところがKちゃんの素敵なところだと思った。(これは惚気です)


宿についてからは温泉と御飯を楽しみ、日本酒も思うままに飲んだ。(飲み比べ最高、いつか酒蔵にもいきたい)
「朝は4時半に起きて温泉に入ろう!」って話だったけど、案の定8時半に起きた。目覚ましだけは一丁前にセットしていたので、2人の目覚ましが交互になって大変だった。
朝食10分前に駆け込んで入った、朝の温泉も綺麗だった。

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2日目は海に行ったりお土産を選んだり初日がアレだった分、かなりスムーズに進んだ。

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たぶん私達はこの旅行で運転スキル上がった。
あとは駐車さえできれば完璧だ。

最後にKちゃん、無事に留学先から帰ってきてくれてありがとう。
何もなくて本当によかった…。
旅行一緒に行ってくれてありがとう。
書き欲が出たので惚気を含めながら思い出を綴ってみました。

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読んでくれた方へ
この御時世、守るべきルールとか旅行に対してもいろんな意見があって、恐らくこの話も誰かにとっては不快な部類に入るのかもしれないなと。
私たちも今求められてるルールは守るようにしていました。
旅館もそこら辺はすごく考えられてて…例えば今回の例だとまるっと1階分の客入り制限して個室の食事部屋として使用していてたみたいです。
(恐らく3階建ての2階部分まるまるだから満室になっても人入りは2/3)

それでも不快だと思われる方にはそれはもう此方からはどうすることもできないけど、守るところ守れるなら心を元気にする時間もあってもいいんじゃないかなと個人的には考えています。


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