12月の水曜日「ひさびさのおねつ」
午前中、もうそろそろ打ち合わせも終わり、お昼ご飯は何を食べようかな、なんて思いながらふと自分のスマホを見てみると、妻からラインのメッセージが入っており、娘が熱を出して保育園を早退した、とあった。幸い、今日は妻が休みで、でも所用のため横浜に行っていたのだけれど、とんぼ返りとなった。
わりと高熱が出たらしいのだけれど、いたって元気でぐったりした様子もなく、食欲もあるとのことなので、ひとまず胸を撫で下ろしたが、心配は心配だ。といっても妻が迎えに行ってくれる以上、僕が仕事を切り上げてもあまり意味はないので、そのまま仕事を続けた。でも僕も僕で、モノモライになった左目が痛んで少し辛かった。なんで良くならないかな、と考えつつ、時折、水で目を洗うと幾分か楽になったので、今日はそれで凌いだ。
今日は一年で一番、昼間の時間というか日が出ている時間が短い日だそうで、二時ごろに一瞬外に出たのだけれど、もう夕方みたいな日差しで、確かにそんな日だった。昼間はわりと暖かかったし、明日と週末も日中は20℃近くになるという。寒い冬は惨めさが増すので、ありがたいが冬らしくないのもそれはそれでどうなのか、なんて贅沢なことを思った。
就業時間を過ぎたころ、再度妻からメッセージが入り、なんやかんやでバタバタしてしまい買い物に行けなかった、とあった。家にあるものでもなんとかなるものの、ちゃんと夕飯を食べたいなら買ってきてほしいとのこと。そのくらいなら、と電話をかける。食べ物以外に、例えば冷えピタとか必要なのか、ときくと電話の向こうで娘が「いちごたべたい」と言っていて、でも妻が「まだイチゴは売ってないんじゃない」と言うと、「じゃあ、ミニトマトたべたい」と言うので、買って帰る約束をする。
最寄駅につき、近所のスーパーに行ってみると、日ごろの行いが良いからか店頭に何種類かイチゴが並んでいたので、とちおとめを買って帰った。娘はまだ熱はあるものの、本当に元気そうでひとまず安心。でも大事をとって、早めに寝た。僕も僕で、片目が少し調子が悪いだけで、結構疲れてしまった。目の調子が悪いと、本も読みにくいし映画も見られないし、文章も打ちづらい。辛うじて目を瞑っていても出来ることといえば簡単な曲をギターで弾くことくらいだけれど、もう夜中なので、とりあえず今夜はこの日記だけ書いて、僕も早く寝ることにしよう。