【鳴きの注意点!サゲチとは?】 #のんオグリのアク取り
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★天鳳 上級卓 ★雀魂 銀の間/金の間
★1人でフリーに行きたい方向け 麻雀講座
”端的に分かりやすく学ぶ”をテーマに
天鳳二段のオグリさんが特上卓を目指す企画
麻雀牌表記:マンズ→m ピンズ→p ソウズ→s
#のんオグリのアク取り 4回目です
企画の説明はコチラ→第1回
っと、その前に。なんと
オグリさんが天鳳三段に昇段したそうです(⊙ロ⊙)
おめでとうございます!!スゴイ!
自分のことのように嬉しいです!
その調子で続けていきましょうね
今回は、前回の講義で提案した
”役が確定しない鳴きは打点力がポイント”
これを掘り下げていきます。
前回をご覧になってない方はコチラ→第3回
議題+オマケ+練習2問あります。
【議題】
東2局 ドラ1s 6巡目
そう。オグリさんはね・・・
3sをチーしていました。
結論から言いますと
役が確定しない鳴きの目安は、マンガンです。
マンガンあれば、少し遠くても挑戦して下さい。
逆にマンガン以下だと、手牌が短くなり他家の反撃に苦労することがあります。
今回の手牌に戻ります。
"和了りたいけどなんだか形が悪くて遅い"と感じましたか?
こういう手牌で”鳴かねば!”と思える事が、まず大事です。
マンガンにするには、何の手役を狙いましょう?
オグリさんは
123三色を選んでくれました。
しかし、ドラが2つに減っています。さらにマンズは123で使うので、雀頭がなくなりました。
一歩進んだつもりが、二歩下がってしまっています。
3sチーは、マンガン以下にしてしまう"サゲチ"だと分かりました。
では、どうすれば良かったんでしょう?
手牌を巻き戻します。
マンガンには、1sを2枚以上で使う必要があります。
⑤を雀頭で使う役となると、三色ではなく・・
三色もイッツーも9種類の牌を使う手役です。今回の場合、イッツ―は3p4pの2種類、三色は2m3p3sの3種類が必要です。
イッツーの方が、必要な牌が少なくて済む上にドラを全て使えますね!
さらにオマケがあります。
【オマケ】
東1局 ドラ9m 3巡目
オグリさんの理由
赤5m9m2枚のドラ3です。
しかし、マンズのイッツ―を狙うと789mで使うため、9m1枚が使い切れず、ドラが2枚となってしまいます。
9mを雀頭にして、567三色を狙うならマンガンの可能性を追えます。だから、1mチーは必ずしも手牌の価値を下げる"サゲチ"とは言いません。しかし、せっかく4pや4sツモっても使えませんし、ドラ9mでタンヤオにも移行出来ません。
黄河のオススメ、チーは我慢しましょう。
1mは3枚見えましたが、まだ14m残り5枚あります。カンチャンより多い!とポジティブに捉えましょう。隣の芝生は青く見えますが、焦らないで下さいね。メンゼンが一番強いのですから!
全2問で、問題→答えの順にしています。
問題A
この13枚の手牌をマンガンにするには
①何の手役を狙うか
②何を鳴くか
③手牌の価値を下げるチー"サゲチ"はどれか
全て答えて下さい。
A解答
①狙う手役→ソウズのイッツ―
②鳴く牌→8m・6s・7s・8p・9p
③サゲチ→7mチー
789三色を狙うと、8mを2枚使い切れずマンガンになりません。よって、7mチーは手牌の価値を下げる"サゲチ"です。ソウズのイッツ―を狙って、マンガンを完成させましょう!
鳴く牌を考えておけば、出た時に即座に反応できます。鳴きそびれることもありません。
問題B
この13枚の手牌をマンガンにするには
①何の手役を狙うか
②何を鳴くか
③手牌の価値を下げるチー"サゲチ"はどれか
全て答えて下さい。
B解答
①狙う手役→マンズのイッツ―
②鳴く牌→5m・7m・5s・6s・9s
③サゲチ→8sチー
8sをチーすると、手は進みますが9sを2枚使い切れません。よって8sチーだけはマンガンになりませんね。この手牌の難しい点は、4pや6pをツモった時。9sがドラなのでタンヤオに移行できません。ピンズをツモった際、鳴いてイッツーにするのか、メンゼンで頑張るのか事前に考えておくといいですね!
以上です
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