打倒『ZERO』-無名貧乳中堅録6-
事の発端は、下記の通りである。
(トイトイスキップ?の方は是非見て下さい)
※天鳳ルール説明 完全順位制(点数関係なし)
1着→やったー! 2着→まあまあ 3着→一安心 4着→ゴミ
麻雀牌表記:m→マンズ p→ピンズ s→ソウズ
今日は新戦術だ!!
【検証】
宿敵の書く”ゼロマガ”によると、役牌トイツが2種ある時、強引にホンイツに向かうことを「役役ダッシュ」と呼ぶらしい。役役ホンイツは、破壊力抜群。場合によっては、1メンツ捨ててでも狙うことを勧めている。
これは、宿敵が口をすっぱくして言う”打点意識”の最たる例だ。
では、役牌ではない時はどうだろう。
オタ風を先に仕掛けても、戦術が成り立つだろうか。
第二の戦術を狙ってみよう!
東1局 西家 ラス目 ドラ3s
親が捨てた南をポン!マンズが多いので、赤く染めていく。
手牌がバラバラで整っていないほど、ダッシュしやすいとゼロマガにあった。言われてみれば、發が暗刻だったり、赤56sや23pだと一気寄せしにくい。このくらいの手が、丁度いいという訳だ。
ダッシュの始まりである。
2巡後、上家から發が出た。
非常に順調。
これは、あっさり説立証しちゃうんじゃないか?
途中に他の色で良形ができても、ダッシュの足を緩めない。
走れ!!!
どんどん捨てる。捨て切る。
マンズ以外を枯らしてやるぅうう
他家からリーチの声。・・・間に合わなかった。
一方、自分の手牌は厳しい。テンパイできたらラッキーってレベルだ。
8mは鳴くとして、67mか79mか、選べる。
67mで鳴くと9mが浮くが、79mなら5mツモ時に、3456mのノベタンにとれる。
よし、ここは79mでチーだ!
ボタン間違いで67mでチーしてしまった。
さらに、3900点の4cmノーテンから、2軒リーチと闘わなくてはいけない羽目になってしまった。まさに世紀末だ・・・泣きたい。
絶体絶命の中、5sが通って、25mテンパイ。
打点意識を身につける予定が、1000点だ。
奇跡的に放銃は免れた。
遠い仕掛けになればなるほどダッシュしやすいが、役役ほどの打点がないとリーチに押し切れない。毎巡押し引きを考えるのは、相当なエネルギーを消費するので、シンプルな鳴きを心がけよう。
ダッシュは、下記のような手牌で行う。
マンズ以外の形が悪く、役牌2種で巡目が早い。
まさに、役役ダッシュ日和だ。
新戦術を見せつけ損ねた。練り直そう。
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【今日のすごいぞ!黄河の選出】
南4局 北家 ドラ1p ラス目
今日の選出は、対面から出た北を鳴くかどうか。
結果を先に言うと
ポンの声を出せた。
今自分はラスで、親番中の3着と1900点差。
現状1000点で点数は足りないが、赤やドラを引く(鳴く)こともあるし、リーチ棒が出ることもある。
何より、親に一度でも和了られたらラス確定だ。
なんとしても阻止したい。
上家がアシストしてくれることに期待しつつ、1000点でテンパイしたら3着からの直撃を狙う。
ドラも赤もない手になってしまった。よって、3着の直撃条件をただひたすら狙い続け、対面の14mを見逃した。
こういう時もある。
そのリスクを負ってでも、北は鳴くべきだ。
骨も残らなかった。
さすが中堅貧乳プロ・黄河さん!今日も背後に一歩近づいた。