打倒『ZERO』-無名貧乳中堅録2-
事の発端は、下記の通りである。
宿敵に打ち勝つため、
今日も天鳳での気付きを【説】として発信する。
※天鳳ルール説明 完全順位制(点数関係なし)
1着→やったー! 2着→まあまあ 3着→一安心 4着→ゴミ
麻雀牌表記:m→マンズ p→ピンズ s→ソウズ
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【検証】
南2局 西家 ギリギリ2着 ドラ北
麻雀教室で聞かれたら、くっついてない牌を探してもらう。9mや1sか。
だが、今回ドラが北。
手牌の形が悪いが、ドラドラ。役牌ではない牌(北家以外)がドラの時は、結構早めに捨てられることがある。そういう時に、鳴けるような手牌進行を目指す。愚形ばかりのドラ2リーチより、鳴けてマンガンになりえる方が、他家も利用できてお買い得だ。
そういえば、宿敵が読みの判断材料に、"派手な捨て牌に役牌ドラ対子無し"と語ってたが、"役牌"なのがミソだろう。今回はオタ風の字牌なので、”派手な捨て牌にオタ風ドラ対子有り”となる。
役になるかならないかで、真逆になるとは実に奥が深い。
七対子とチャンタを見て、打5m。その後・・・
3pの対子落とし。勿体ない気もするが、これなら北が出てもチャンタが付くから鳴ける。本当は対子落としをしたくはなかった。何故なら、他家に七対子を否定させてしまうから。しかし、1sも南も重なったら鳴きやすい上に、マンズ落としも選べるので致し方なし。
さて、あとは北が出るのを待ち、説立証である!
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【今日のすごいぞ!黄河の選出】
南3局 トップ目 ドラ3p
明らかに使えない8p。どうする?
結果論を先に言うと、8pは通る。
ラス目とは、3万点以上離れている。その大きく離れたラス目の下家が、この仕掛け。ほぼマンガンからって印象だ。
一方私の手牌は、發で3900点。1sなら2000点。全く手が高いとは言えない。その上和了れたとしても、対面とはマンガン圏内だ。
オーラス親なので、少しでも対面に条件を突きつけたい。だが、ここであがれず対面や下家にツモられたとしても、トップは見える。一方放銃すると、最悪ラスになりかねない。
さて、トップ目から頑張る局面だろうか?
2個鳴いたからって最後まで押さなきゃいけないという決まりはない。
選択が正しいかどうかなんて知らないが、オリるのもまた、勇気。
さすが中堅貧乳プロ・黄河さん!今日も背後に一歩近づいた。