吾輩はチーである。役はまだ無い。 後付け攻略法！ #のんオグリのアク取り

新年１発目 #のんオグリのアク取り シリーズ
ということで、画像を一新しました！！
サムネに麻雀牌を大きく貼れるようにしました
オグリさんの青い衣装がとっても似合いますね！
新シリーズも宜しくお願いします✨

一方で・・・悲しいお知らせです。
天鳳七段のアカウント「黄河のん(ガチ)」が
消滅しました。ガガーン・・・
新しくアカウントを作り直してがんばります！

それでは、新年一発目の講義に移ります

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のんオグリのアク取り

★天鳳 上級卓　★雀魂 銀の間/金の間
★1人でフリーに行きたい方　向け麻雀講座
”端的に分かりやすく”をテーマに
天鳳二段のオグリさんが四段を目指す企画
詳しい企画説明はコチラ→第１回

※麻雀牌表記：マンズ→ｍ　ピンズ→ｐ　ソウズ→ｓ

#のんオグリのアク取り 　今回は１５回目です
　

早速、問題です
オグリさんが披露した２つの鳴き
実は、名前が付いています
何というかご存じですか？

【Ａ】

対面が捨てた西をポン

【Ｂ】

上家が捨てた７ｓをチー

↓
↓
↓
↓
↓

いずれも鳴いた時点では、役が確定してません
このように後で役を作る鳴きを"後付け あとづけ"と言います
【Ａ】中ポンを見据えた鳴き
【Ｂ】ソウズのイッツ―を見据えた鳴き

なかでも【Ａ】のような
役牌を前提とした鳴きを、役牌バックと言います
でも、【Ｂ】をイッツーバックとは言いません
強いて言えば、片和了り かたあがりですかね
片方だけ(今回なら６ｓ)アガれる形という意味です
役牌バックはよく出るので、愛称が付いたんですね


”後付け”は、非常に便利な戦術の一つです
ただし、使い方を間違えると自分の首を絞めます！
今日は、”後付け”を行う時のポイントを講義します

早速、大事な格言から

役牌バックは、アタマを確保する

西をポンした問題【Ａ】に戻ります↓

オグリさんが西をポンした形

ドラ４ｓや赤５ｍを持ってきても、役がありません
役をつけるために中をポンすると、アタマがなくなってしまいます
西をポンすると、一見進んでいるように見えて
嬉しいツモ牌は減ってしまっています

原因は、中ポンした時に唯一アタマ候補だった西を
ポンしてしまったからですね

ちょっと牌姿を変えまして
この形は、西ポンした時アタマがありますか？

これなら西を先にポンして、のちに中をポンしても
９ｍがアタマになってくれますね

このように何かをポンして、役牌バックを狙う場合
３トイツ以上（西・中・９ｍ）あると安定します

では、何かをチーして
役牌バックを狙う場合はどうでしょう？
牌姿を変えます

ここに上家が７ｍを捨てました

７ｍをチーしたとします

その後、中ポンしても西がアタマになりますよね？

よって、チーして役牌バックを狙う場合は
２トイツ以上（西・中）あると安定します

今回の【Ａ】は
ポンから入ったのに、２トイツだったので
上手くいかなかったという訳ですね

続いて
三色・イッツーなどの手役を狙った、後付けです

今一度【Ｂ】をご覧下さい

上家が捨てた７ｓをチーしたオグリさん

オグリさんは、イッツーを狙っています。
この時、真っ先に捨てるべき牌はどれでしょう？

↓
↓
↓
↓
↓
↓
↓

正解は・・・

打５ｓです。オグリさん大正解！！！

ブロックに分けてみます

イッツーは形が決まっています。ソウズで
１２３・４５６・７８９を揃えなければいけません
７ｍがアタマで、ピンズで両面がありますので
この手に不要な牌は、８ｍと５ｓです

では、なぜ５ｓを先に捨てるべきなのでしょうか？

それは、捨て牌を見ると分かります

８ｍは、西・北家の現物で、親が捨てた５ｍのスジ
一方５ｓは、誰も捨ててませんので全員に危険です

イッツーなど手役の”後付け”で大事なポイント
それは、”手に不要な牌を残さない”です

５ｓも８ｍもただちに捨てます！！
捨てる順番は、なるべく危険な牌を先に捨てます

欲を言えば・・・

この次巡ツモった發と８ｍを入れ替えられたら
なお良かったです！！
發は３枚切れで、より安全な牌ですからね

手役を狙って鳴くと、ある程度制限がかかります
絶対使わない牌を見極め、先に捨てて
安全に進めるために最善を尽くしましょう

そして最後

アガれない方をツモっても冷静に

和了れない方をツモっても、ノーペナルティです
慌てずに落ち着いて
他の手役や形式聴牌けいしきてんぱい に切り替えましょう
”後付け”は、上手くいったらラッキー位の気分で
挑戦してみて下さいね！

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