客はドリルでも穴でもなく、なんか未来感があるドリルを持つ万能感が欲しってる
うちの師匠とは29年前パソコン通信で知り合い、なんやかんやで今でも関係が続いているという奇妙な縁であります
その当時の師匠はすでに割と有名人でした。(わしはまったく知らなかったけど)
そんな有名人の師匠が、よくパソコン通信というわけのわからない場所に降り立って、野良犬のごときわしらと遊んでくれたもんだとわりと不思議に思ってました。で、1ヶ月ほど前に誕生日おめでとうメールがてらそんな話を振ってみたんですよ。
「なんであの時(1995年)パソコン通信始めたんですか?」って聞いたら、師 応へ曰く「千葉さんに誘われたのと、凄く最先端な感じがしたから」と
そこに新しい世界やアハ体験(アハ効果)を感じたからパソコン通信を始めてみたんですって。で、わしみたいな前途有望で才気と仁にあふれる若者がいたのでずっと続けたんだと。
アハ体験は物やサービスだけではなく人と会うことでアハ体験もあり、そのあたりにナニカ新しいサービスやプロダクトへの足がかりがあるんじゃないかってそこで思ったわけです。
この話を別のITコンサルの知り合いにしたら、「未来感」という言葉でそれを表現してました。なんとなくその「未来感」もからめると、タイトルの
「人はドリルでも穴でもなく、なんか未来っぽいドリルを持つことによる万能感が欲しいのでは?」という所に戻ってくるのです
じゃあアハ体験を臭う=未来感がある、を演出するためにはどうしたらいいのか?
・その人がなにかに行き詰まって問題を抱えている
・それを打ち破ってくれそうな匂いがする
ってことで、
・なんに行き詰まっているのか
・解決しそうな匂いを打ち出すには
の2つが必要なんかもなと
Twitterクローンが多分流行らないのは、Twitterのようなもので打ち破れる行き詰まった問題は、すでにTwitterで解決しているから。つまりアハ体験が無いだろうってことか
逆にTwitterに無い機能があるSNSは、別の行き詰まりを解消するアハ体験があるかもと
明確にそうなる、とわかっていたら面白くない。なんか臭う、感じ取れる、で手を出す。実際にやると匂わせが革新になる。ここがアハ体験なり未来感なんかもしれないなと
以下お賽銭的なの。独り言なので無理に見る必要はないです
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