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とある臆病な店員の結婚話①~不安な妄想~
ちょっと今日は小説風味です。
いやあ、インタビューがちょっと中途半端で終わっちゃったから、記事かけないから、どうせならやってみたかった、小説風味で書いてみるか、と。
※後は私の視点を入れない練習w
ほぼ実話ですが、若干フィクション入れてます
※身バレ防止、ちょっとした脳内補完など
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出会い~たわいのない話。
とあるお店で新入社員として、忙しく働いていた。
私は要領が悪いのか、夜も遅くなることが多かった。
駅までは遠い郊外のお店。夜はバスで帰り、夕食も外食する事が多い。
カレシはいない。
男って、すぐ『そういう事』言い出すんだもん。
なんか居心地悪いし。
結婚してからって思ってるのに言われるのは、イヤ。
『こういうのがイヤだ。』
という経験を重ねたからか、何となく男性と話すことが少なかった。
働き始めて8か月程した時の事。
寒くなってきて、クリスマス商戦で忙しい時期。
男性の店員が移動してきた。
しかし、彼と私は別の売り場。
話すことはなかった。
2月くらいだったかな。
忙しさも落ち着いてきたころ、相変わらず仕事の帰りは夜中。
バスに乗ろうとバス停にいると、男性がやって来た。
あの、移動してきた男性だ。
バスの中では、どんな事話したかな。
確か、新入社員の私に『どうしてここに就職したの?』みたいな。
そんな他愛もない話をたくさんしたような。
駅に着いた時、ご飯を食べようと思ったら、何故かついてきた。
少し小ぎれいなチェーン店。
パスタを食べながら、また他愛の無い話。
(話しやすいなあ・・・。)
と、想いながら、帰路についた。
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安心感と、警戒感と。
その後も、そんな事が何度もあった。
冒頭でも書いた通り、私は男性が苦手だ。
そんな私にしては珍しく。
(この人、気が合うなあ・・・)
なんて思ったり。
相変わらず、他愛のない話。
でも、その他愛のなさが、なんとなく心地がよかった。
そんなある時。
休みの日の話になり。
基本的には休みの日は死んでるけど!(笑)
強いていうなら・・・映画が好きで、よく見ている。
母とも良く行くし、1人でも行く。
なんて話すと
『今度一緒に映画行こうよ!』
?!
この人、どういうつもりで・・・?
気があるのか?!この人、私の事、好きなのか?!
・・・この人の事を、私は好きなのか・・・??
内心、そんな混乱をしながらも、
映画を見に行く約束をした。
一緒に行った映画館は海辺の町。
とても楽しかった。
楽しくて、映画を見たあとも一緒に歩いていたら。
相性占いのマシーンがあった。
生年月日を入力して占うタイプのマシーンだ。
『面白そうだねー』
『やってみよっかー』
そんな他愛のないやりとり。
結果はどうだったか覚えていない。
覚えているのは。
(この人、10歳年上・・・?!?!)
(私は遊ばれているのか・・・?!?!)
そんな混乱と。
『楽しかった~!また会おうね♡』
私の混乱を知る由もない彼の言葉だけである。
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大事件~本音を探る~
その後をデートを重ねる日々。
そんな中で大事件が起こる。
キ ス さ れ そ う に な っ た の だ 。
え?普通って?
でも私にとっては大事件も大事件!
いやだって、そんなの結婚してからでいいじゃん。
やっぱりこの人も男だったのか!!
そんな混乱に、この人は、サラッという。
『え?僕は結婚しようと思ってるけど?』
って事は、結婚するんだからいいでしょって事?!
やっぱり遊ばれてる?!?!
なんて妄想しながら、表では冷静に断った。
その後、冷静に考えてみた。
結婚はしたい。
お姉ちゃんの子どもが生まれたばかりで、赤ちゃんがすっごい可愛いの。
男嫌いの私が、一緒に居たいと思える。
めちゃくちゃ好かれてる。この感じが、凄く嬉しい。
優しい。
他の人に話してない事を話してくれる。
・・・。
私は濃厚接触がイヤなだけで。
一緒にいるのは、本当に楽しかった・・・。
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そして、結婚。
その後も、グイグイと押してくる彼。
ある事情で、母には交際を反対された。
母の言っている事も、わからなくもない。
けれど、私、大丈夫って思ったんだよね。
だから、母に『心配は杞憂で幸せである』ということを示したかった。
そして、もっと一緒に居たかった。
そんなこんなで、私たちは結婚した。
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さて、今日はここまで。
次回は、夫婦となった後の紆余曲折、そして今の感じられる幸せ。
そんなところを書いていきたいと思います!
素敵なお話ですし、夫婦で仲良くいる為のヒントにもなると思うので、ぜひご覧ください♡