【幻獣契約クリプトラクト妄想シリーズ】もしもナディアが保健室の先生だったら
※昇華ナディアのビジュアル+衣装は光エルヴィーのような白衣+メガネをかけているイメージです
コンコン
「はい、どうぞ~」
「今日はどうしたの…って、またあなた?」
「『今日は転んで膝を擦りむいた』って…あのねぇ…」
「あなた、最近毎日のように来てないかしら?」
「包丁で指を切ったり、足を捻ったり、頭が痛いとかならまだ分かるけど…」
「『豆腐の角に頭をぶつけて死にそう』とか訳のわからないことも言ってたわよね?アレは一体どういう意味なのかしら?」
「…まさか、授業をサボるためにワザと怪我をしていた、なんてことないでしょうね?」
ブンブン
「そんなことないって…じゃあ他にどんな理由があるのかしら?」
「こんな毎日のようにここに来る生徒なんてあなた以外にいないわよ?」
・・・
「どうして黙っているのかしら?正直に言わないと担任の先生に報告しますからね」
・・・ッ!!
「…え?『私と話がしたかったから』ですって?」
「あなたねぇ…ココは授業をサボるための場所じゃないのだけれど?」
「もしかしてまさか…そんな理由で自分の身体を傷つけていたんじゃないでしょうね?」
「はぁ、呆れた…自分の身体をなんだと思っているのかしら…」
「そんな理由でココに来るんだったら、今後はもう診てあげませんからね」
バチンッ
「痛いって、そりゃ傷口叩いたんだもの痛いに決まっているでしょう?」
「授業をサボった罰です」
「まったく…大切な身体なんだから、もっと自分を大事にしてあげなさいよね?」
「本当に困ったことがあるのなら、そんなことしなくたっていつでも相談に乗ってあげるから」
「だから、こんなとこにいつまでも居ないで、真面目に授業受けるのよ?いいわね?」
コクコク
「…わかったならもう行っていいわ、エルヴィー先生には言わないでおいてあげるから」
「はい、お大事にね」
今回の妄想は以上になります。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
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