子宮筋腫悪化までの道程①
41歳で #子宮筋腫 による月経異常に伴う大量出血で7年間悩まされ、立て続けに起こった悪い出来事が起こる度に悪化が続いていた。
その年の雇い止め先の会社の健康診断で #貧血 と指摘され、市の #子宮頸がん検診 で発覚されたことが機で半年毎の定期健診を受診し、内科で処方した鉄剤も服用していた。
直接の原因は私が担当していた仕事の責任者の交代から始まり、度重なるパワハラやそれに伴ういじめのせいであることは理解しているものの、両親に相談するレベルでも不可能だった。
退職後に受診した定期検診で初回の4〜5センチクラスから急激に9センチにまで大きくなってしまい、近隣の大病院に紹介状を出して精密検査を受けることになった。
突然の雇い止めによる失業の影響で生活が激変し、毒親と距離を置いた会社員生活をこのまま続けた方が良かったという悔しさは勿論、他に逃げ場車がないという心理的負担もあった。
年数回の定期検診で全て悪性とは認められていなかったものの、酷い出血をするのは尋常ではなく、#更年期 特有のものであるということしか考えられないはずであることも承知していたが、血の塊が多数出たのでがん化しているかもしれないと過った。
年を重ねて筋腫のサイズが大きくなるばかりか、在籍中よりかなり酷い出血し、クリニックでは対応できないため、#血液内科 ががある別の大病院にも紹介状を出し、週一回の鉄剤の点滴を欠かさずした。
重症の貧血を繰り返していると指摘をした年配の女医は #ヘモグロビン 値が #月経 がある女性の半分も満たず、もっと酷い場合で発熱するのは勿論、#心不全 で命を落とすと宣告された。
命を預かる仕事をしているくせに #スター誕生 の審査員をしていた #松田トシ さんみたいな厳しいこと言うの?
その発言で泣き、落胆する多数の出場者レベル並みに落ち込み、今まで健康に留意してい他にも関わらず、何がいけなかったのだろうか...?
普段のストレスもいけないことであることは理解していたものの、理不尽な対応で引き受けざるを得ず、自分の気持ちに対して申し訳なく思い、知らず知らずのうちに傷つけたかもしれない。
反面、クリニックで対応不能という理由でたらい回しされた無念さを亡くなった親友のお母様に話したところ、そこでは対応できないから前向きに大病院で治療をしろと言われてしまい、かなり大きな場所に足を運ぶことの不安が増した。
女医の心配しているのよという恩着せがましい言葉と部下の看護師の彼女に同意するような促し方から「死」を考えるようになり、家族以外の他人から見放されたように感じた。
そのクリニックのサイト等を閲覧したら自分の判断で専門外や専門的な治療が必要な場合は否応なく紹介状を作成するという旨が記載されており、重症者は不要と取られる意味合いがあって行きづらく、今まで面識があった医師の中では一番厳格であった反面、裏サイトでは年齢の割には庶民的な面があるということを知って、これ以上お世話になれないなという失望感もあった。
最近の医療は地域連携医療という制度があり、クリニックでの治療が困難等な理由で大病院宛の紹介状作成で #診療報酬点数 稼ぎのために協力をしたと言う態度が許しがたく、患者の無念さが心理的負担になる。
適切な治療をしても原因となる疾患が良くならないのは勿論、検査値が標準にならない苛立ちもあり、家族をはじめとした圧力による負担も大きく、悪化してしまうことも一因だった。
紹介先の病院で全身の精密検査を受けても筋腫以外の貧血要因はなく、週一回の #フェジン 点滴を受けても良くならず、出血がひどくなっており、#婦人科 で #摘出手術 をしない限りは良くならないと言われ、手術に対する不安感が強まった。
作祭された意見書の提出によるたらい回しに対する苛立ちはあるものの、大昔ならば最悪である場合、死亡することが多々あったものの、それによって命を救われたケースがあった話を耳にしたことから「地域連携医療」と謳ったことによる大病院側の負担が大きい。
今まで大病院での長期治療の経験があまりなかった私にしてはとても信じられない出来事で、直近で大切なものを一気に複数失ったことによるショックが大いにあり、それがなかったら今回のようなことにはならなかったのだろうかとずっと考えていた。