ゲームボーイで「会話拒否」のサインをして壁を作る
専門学校に通っていた20歳の頃に、学校近くのディスカウントストアで #テトリス のソフト付きの #ゲームボーイ を購入し、没頭した時期があった。
専門学校に入学してから卒業するまで新しい友達が出来ず、 #ぼっち 状態となってしまい、終日全く話せないことがあり、苦痛に感じた。
そんな私を、他のグループにいて疎外されたクラスメイトに話しかけられ友達となったが、
マイナスオーラを撒き散らす様な感じの話を聞かされたり、私の欠点を執拗に指摘されて、一緒にいることが苦痛になった。
ハードを持参して通学して、休み時間の度に孤独感を紛らわす為にプレイをしている私に対して、
声をかけてくれたクラスメイトに対して「壁を作る」ことになり、失礼にあたるという理由で社会性がなくなるということを忠告された。
当時はスマホといった携帯電話やゲームボーイや #PSP といった携帯ゲームがなく、
ぼっち状態は勿論、話の輪にいたとしても自分が興味がないジャンルの話を聞かされたことによる「疎外」感による苦痛を感じ易かった。
携帯ゲームの普及によって一日の大半を過ごす家庭外の場所でも気軽に楽しめる様になり、私を含めた人生の先輩達に倣って今の若者達が同様なことをすると、
昔の様に直接注意するとトラブルを起こしかねず、敢えてしない隙に平然とプレイする姿が見受けられても、内心苛立ちを感じることがある。
それが
現在でいう「会話マナー」違反に当たり、そばにいる相手の存在を「否定」するのと同然であり、そのクラスメイトの発言は正当であったということに気付く。
実際に雇い止めされた前職の酒席で、私と会話をしていた筈の現場作業員が携帯を弄りながら話していたことに対して注意をしたら、
私とは「深い関係」を築く意思はないと告げられ、表題の様な #受動的攻撃 をされたことでその意味が理解できた。
現在の様な会話中のゲームやスマホに集中している人を非難していることが問題視されており、
そばにいる人達との関係性が皆無であるということが伝わり、悲しい思いをしているということを聞くことがあり、そのクラスメイトは私と出会う前に同様な思いを経験をしたらしく、社会性を失いそうになった私に、そういった痛い目に合わせない様に教えてくれたことを感謝している。
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只今失業中で高齢家族に合わせた生活を強いられており、取材する時間と費用がない状態で2時間という短時間で執筆しなければならない厳しい状況です。
主たるジャンルはいじめ、ハラスメント等の労働・社会問題を過去の回想を基にして執筆しております。