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蘇れ生命の力 真弓貞夫小児科医の映画見てきました

こんにちは。ouimama助産師です。
行ってきました!小児科医 真弓定夫先生の映画、みなさまはご存知ですか?
生涯をかけて伝え続けた、名医として知られる真弓定夫先生の映画「蘇れ 生命の力」わたしは今回が2回目の鑑賞でした。
前回は2年半前、息子のアトピーがあまりにひどい時で、非常に感情を揺さぶられ、そして救われたことを思い出しました。
息子のことで頭がいっぱいだった前回とは違い、今回は丁寧に復習のような感覚で鑑賞することができ、また違った感動がありましたが、子どもたちの一生懸命な姿が映るたびに、感情が込み上げ、涙が出そうになりました。

そう、真弓小児科の真弓先生は、「病気を治しているのは、医者ではない。自然治癒力だ。」と伝え続けてくれた小児科医です。
忘れてはいないだろうか?私達は自然に生かされている、いち"動物"である。」
この言葉を投げかけられると助産師として、失われつつある生命の力を感じずにはいられません。
この映画の中に各界で同じように生命の力を信じた方たちが出てきます。
自然分娩の神様 吉村正先生も出演されており、非常に心を動かされました。
吉村先生は「男が作ったシステムの病院で、奴隷のように切ったり、引っ張ったりして産む必要はないんだ」とおっしゃっています。
わたしも激しく共感します。

各界のどの先生たちも、保育士さんも、わたしもそうですが薬や医療を否定してるわけではなく、ただ本来備わる"自然の力"を信じたいだけ
シンプルにそう思いました。
何も難しく考える必要もないのだと思います。

ただ自分自身でどうにか考え向きあい、問題を解決したいだけ。
それが生きるということだと思いませんか?
子どもたちには特に"生きる"を大切にしてもらいたい。
そう思っています。

映画上映のあと、真弓先生の娘さまのお話がありました。
とても興味深くたくさんメモを取らせていただきました。 

妊娠中の十月十日(とつきとおか)が何より大事で、胎内で育まれたものが産まれたあとにはそこまで変化できないことや、子育てでいうと20~30年前からはじまっていることも教えていただきました。
妊娠中に整った基礎はあまり揺るがないのは、人として変えてはいけない枠組みとして備わるのだと思います。もちろん、多少の余白は残すものの、基本は妊娠中の過ごし方で、さらに言えば妊娠前の身体つくりからはじまっている。
スポーツでも勉強でも当たり前ですが、本番よりも、もっともっと前の準備が必要なわけで。そこがないのに幸せなお産や育児というのはありえないのかもしれません。

ではどうすればいいかを真弓先生は野生動物をお手本にし、便利さや快適さを追求するのではなく不自然な暮らしを少しずつ自然に戻すこと、と教えてくれています。

わたしたちは自然の一部であることを忘れてしまったり、無視することで病気や不調が出てしまう。でもそうであるなら、少しでも自然に戻すことでまた身体は回復する力を持っているということが分かると思います。
特に子どもたちは自然に近い存在。あまりに現代的な生活をしすぎたことで子どもなのに"生活習慣病"が増えているという不思議な現象が見られるようになりました。

わたしは2人目を助産院で出産し、とても安楽だったので1人目を病院で出産したことを少しだけ後悔しました。
それは1人目の子にしんどい思いをさせてしまったかなという気持ちもありますが、動物として生きるのにもっと全力で出産にも挑めばどんな景色が見えたのだろうという興味の方が強いです。
これからも全力で自分で生きる人生にしたいからこそ、なるべく簡単に解決できるものや便利なものばかりに捉われず、自然の力を信じることで、生きることを全力で感じていきたいと思いました。

とってもおすすめの映画ですので、みなさまも機会がありましたらぜひみて見てくださいね♩


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