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SEC活用事例紹介#3 江坂まつおか眼科 松岡 俊行先生(大阪府吹田市)
江坂まつおか眼科の概要
医療法人アメヲミヤ 江坂まつおか眼科
〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9-44 ハートランド江坂ビル3F
Tel: 06-6387-1113
江坂まつおか眼科は、北摂地域に根ざした眼科クリニックである。院長は眼科手術に豊富な経験を持ち、その技術を生かして患者の負担を軽減し、より高度で安心できる医療が提供されている。
インタビュー
- 江坂まつおか眼科の概要や特徴を教えていただけますか?特に他のクリニックとの違いや強みを感じる点があればお聞かせください。
当院は地域密着型の眼科クリニックで、幅広い年齢層の患者さんに対応しています。大阪府の都市部に位置しており、オフィスでの眼科検診で異常が見つかり受診される患者さんや、口コミを通じてオルソケラトロジーを希望される患者さんが増えています。
小さなお子さんから高齢者の方までご来院いただいていますが、特に白内障手術に力を入れています。週に2回、白内障手術を行っており、日帰り手術が可能なことが当院の大きな強みとなっています。 また、糖尿病内科も併設しており、眼科と内科の両面から診療を行うことが可能な体制を整えています。
啓発にも力を入れており、SNSで医療情報を発信しています。Smart Eye Camera(以下、SEC)で撮影した動画は、そのままSNSに載せられるため、非常に役立っています。現在は当院のオリジナルキャラクターを使って、子どもたちに目の健康を伝える絵本の制作を進行しています。
-啓発のため幅広い取り組みをされている中で、SECが臨床でどのように役立っているのかお聞かせください。また、今後SECに期待している機能や改善点があれば教えてください。
現在は、オルソケラトロジーのフィッティングで視能訓練士が使用しています。他社の手持ちの検査デバイスはサイズが大きく重いものが多い中、SECの軽量でコンパクトなデザインが魅力です。
小児の診療では緊張を和らげる効果もあり、車椅子の高齢者など細隙灯顕微鏡を使用できない患者さんにも便利です。災害時にも役立つのではと考えています。
今後は、アデノウイルス感染が疑われる患者さんに対して、感染拡大を防ぐためにSECを活用したいと考えています。中には『まずは先生に診てもらいたい』という患者さんもおり、まだ実現には至っていませんが、来院される患者さんのためにも、診察室に入る前に待合室で視能訓練士が前眼部を撮影し、感染対策として診察室に入らなくても、待合内で診療が完結できるような、 院内リモート診療の仕組みを作りたいです。
また、SECが広く普及し、家庭用血圧計のように患者さんが自宅で撮影できるようになれば良いと思います。特に、現在オルソケラトロジーの患者さんには3カ月ごとに通院していただいていますが、来院回数が減ることで患者さんの負担も軽減できると考えています。