ただただ、生きにくい。
「自分って、HSPなんだな」とわかってホッとしたのもあるけれど、
誰かと生活を共にすることは、
ただただ、生きにくい。
寝息、咀嚼音、咳払いの癖、椅子に座っているときに伝ってくる振動、本当にちょっとした物音、光…。
今の私にとってすべてストレス。
夜は耳栓をして物音は何とかかき消すことができているが、
寝返り時の振動などは無理だ。
では別々の部屋で寝ればいいのでは?と思うかもしれないが、
今のアパートの現状、少々無理がある。
ベッドはお互いにシングルベッドを1つずつ、並べている。
私は眠い。相手はどうやらスマホを触っている。
機種変更をしたようで、その設定に忙しい。
それはわかる。
しかし、寝ようとしている私の隣で
わざわざクリック音をさせながらスマホを触る必要はあるのか?
私は自分がHSP気質であることを話し、
具体的にこんなことが嫌だ、ストレスになる、と言うことも話している。
きっと、それを言ったところで他人事なんだろうな。
どれだけしんどいか、わからないだろうし、わかろうともしてくれていないんだろうな。
今すごくイライラして、本当は眠りたいのに
目が冴えてしまい、この気持ちをどこかにぶつけたくて
こんな時間に、別室の部屋の暗がりの中でこれを書いている。
本当は横になりたい。
ベッドで寝たい。
毛布をかぶりたい。
私は、なんだかとてもイライラしている。
もうどうしようもない。
抑えてきたり、相手に伝えるという努力もしたのに、
なぜこんなことになってしまうのか。
眠れぬ夜を過ごすことになってしまうのか。
どうしたらいいんだろう。
「ごめんね」と言われても、
私の気持ちはどうにも冷えない。
かえってヒートアップしてしまった。
図書館から借りた、返却期限が迫る文庫本を読んではみるものの、
内容がちっとも頭に入らない。
面白い話なのに、何一つ、頭に入らない。
文字を目で追っているだけ。
それでもやはり、寝室に戻ろうという気は起きない。
麦茶が減っているのをみて、沸かしてみた。
いいなぁ。
私も、何のストレスもなく、すぅっと眠りにつきたい。
同居人はもうすでにすやすやと寝息を立てて眠っている。
それもまた、腹が立つ。
なんでかな。なんで私こんな人間なんだろう。
今日はとことんマイナス思考。
もう、2:30なのか…
眠れる時が来るのかなぁ。
自分の悲劇を嘆くことよりも、
日常の小さな幸せを多くかみしめたりなんかして、
自分にも、他人にも優しくなりたい。
そんな思いはあるのにな。