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黒影紳士season6-X 連鎖「黒影紳士season6-X連鎖『黒影紳士season1 短編集複製コピー版』」〜通称6-XX〜🎩第十二章 君に贈る花束

君に贈る花束

「君に贈る花束を」黒影紳士タイトル一覧から探して下さい。
 最後の章が……残した言葉だと、僕は思っています。

 ーーーーー本文抜粋。
足元には、
 ……ただ、今は愛する人の珈琲が飲みたい……
そんな言葉を書き残した。

『黒影……終わらせるのか?……』
 そう、神に聞かれると黒影は帽子を深々と被り、ゆっくり頭を横に振った。

「……終わりたくても終われない。どんなに傷付いても。……だって……僕は……生きているんだ。」

ーーーーーー

これで、良いと言う事なのだな。
これが……貴方の……望みなのだな。
僕は今更……本当に今更……に気付いたのですよ。
貴方は別れも言わなかった。
貴方は出会った頃から、誠、紳士で在り続けた。

僕が、書けなくなったら病床で読み返そうと決めた頃だ。
もうこんなに長くて読み返すのは、当分無いだろうと。

この最後の章……。
今頃、その意味に気付くとは。
本当は、此れを何年か後の僕に気付いて欲しかったんですね。
僕の書き終えた人生に、このタイトルを態と……。

祝いと共にくれた紳士がいる。

此の花束を残して消えた貴方の気持ちが、今なら分かる。

終わらないと分かっているのに、終わってほしく無かったのは……貴方が……読める状態では無くなるから。

我が友よ……その想い……しかと、僕は受け取った。
黒影の人生に託したものを、僕は忘れない💐

🎩☕️💐☕️🎩

今更過ぎるが……献杯……。

なぁ、聞いてくれよ。
見えているか?其処からは?

見てくれ…こんなに綺麗な花束を皆が作ってくれた。

なぁ、今…また奇跡が起きそうな予感がしてな。
わくわく、そわそわとしている。
如何かな?

えっ?……未だ未だだって?
……そうだな。

先が見えないものは楽しいな。

なぁ……何で……悲しいのに……僕ら、笑っているんだろうな。

本当は貴方が何者で何を考えていたかは結局分からず仕舞いでした。
 ……探偵なのに?……ええ、探偵でも紳士の秘密を暴く程、不躾な捜査はしませんよ。

だが、貴方ならばきっとさっきの問いに、こう答えそうだ。

「明日が分からないから、可笑しくて笑っている」

と。

貴方は…真実の様な人ですね。
出逢えて、嬉しいですよ。

貴方をいつか、ちゃんと紹介したかったんだ。
貴方と同じ、この「黒影紳士」を愛してくれた方々に。

また迷ったら、立ち寄ると思います。

貴方がいる筈の……「真実の墓」に。

未だ未だ……貴方も奇跡を創るのですよ。

僕だけが創るなんて甘ったれた事今更言わないでしょう?
だって貴方が随分大きくしてしまったんだ。
責任を取ってもらわないと。
 ……それに、僕らの奇跡は何時だって参加者制の、あっ!と言わせる楽しみだったじゃないですか。
 貴方が教えたのですよ?
 こんなに楽しい事、分かち合わないで如何する?って、せっつくみたいに。

あの……

……一緒に……皆と眺めてみませんか。

僕らが創ろうとした永遠の続きを……。

 始まっているのです。既に……。

 だから、僕はやはり止まれない。
 この流れを……見極めたい。
 この目で奇跡でも無い……真実の永遠を見るつもりです。

 夢じゃない……。起こすのは、誰かじゃない。
 僕は勿論。
 そして、歩み出した……今と共に在る。

 行きますよ……。
 ほら……もたもたしないで下さい。
 皆んな、待っています。

 とある紳士を連れて……黒影はこのタイトルの続きを見せに行くそうだ。


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(お急ぎ引っ越しの為、校正後日ゆっくりにつき、⚠️誤字脱字オンパレード注意報発令中ですが、この著者読み返さないで筆走らす癖が御座います。気の所為だと思って、面白い間違いなら笑って過ぎて下さい。皆んなそうします。そう言う微笑ましさで出来ている物語で御座います^ ^)

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泪澄  黒烏
お賽銭箱と言う名の実は骸骨の手が出てくるびっくり箱。 著者の執筆の酒代か当てになる。若しくは珈琲代。 なんてなぁ〜要らないよ。大事なお金なんだ。自分の為に投資しなね。 今を良くする為、未来を良くする為に…てな。 如何してもなら、薔薇買って写メって皆で癒されるかな。