黒影紳士season6-X 連鎖「黒影紳士season6-X連鎖『黒影紳士season1 短編集複製コピー版』」〜通称6-XX〜🎩第六章 season6-X幕
season6-X幕
本文 黒影の決意
僕は……僕の過去に負けたくは無い。
意思薄弱とはこんなものの事か……。
強い意思が制するのであれば、自分で呑み込んでみせよう。
其の迷い離れた記憶と、影と共に……。
我、黒影也……。
過去には無いものが在る。
僕は過ぎ行く時の中で知った。
影は闇に存在し、身を隠す事は出来ても、其の姿を示す時、必ず光が無くてはならない。
「真実」こそ……たった一つの光であるならば、この真実に迷う事無く進むしか無い。
追うのは事件では無い……「真実」其のもので在る。
白雪といられる今に、「真実」が必要だと言うならば、見つけ出してみせよう……誰でも無い。
この僕が。
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予告 本文より抜粋
「綺麗だな……。」
黒影はそう呟いて、夏の名残を惜しむ風と揺れる花を見下ろした。
……きっと……もっと素直に成れる。
心にそんな事を想い、ふと微笑みその花を揺らして遊ぶ。
月明かりに揺ら揺らと、中にいた蛍が一匹飛んで行く。
月下の宵待草……誰をぞ待ち揺れる哉。
静かな夜に黒影は夢二の「宵待草」を鼻歌で歌い、其処にいた誰もが、其の月明かりに照らされ揺れる影を見守った。
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予告 宣伝用
泣きたいぐらい伝えたい人がいる
泣きたいぐらい書きたい事がある
未だ未だ足りないから
また無謀に挑みたい
君の涙が晴れるまで
書き続けようと誓った
だから…絶望も何もかも怖く無い
僕はそんな近くを見ていない
出逢いと別れのもっと先だ
君が待つその場所だ
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(お急ぎ引っ越しの為、校正後日ゆっくりにつき、⚠️誤字脱字オンパレード注意報発令中ですが、この著者読み返さないで筆走らす癖が御座います。気の所為だと思って、面白い間違いなら笑って過ぎて下さい。皆んなそうします。そう言う微笑ましさで出来ている物語で御座います^ ^)