黒影紳士season6-X 連鎖「黒影紳士season6-X連鎖『黒影紳士season1 短編集複製コピー版』」〜通称6-XX〜🎩第二章 season6-1幕より
season6-1幕より
「真夏の結晶華」
スカートを少したくし上げ
その花弁一片も散らさんとする君
手折る事なく愛でた視線の先に
白いアザレア
共に慈しんだその華は
雪のやうに変わらず
春夏秋冬(ひととき)を染め続く
そんな風に想っていたのは
僕等が夢見がちな
生き物だったからだろうか
嗚呼 季節尊きあの夏よ
今一度
白昼夢を見せてくれ
雪降らんこの夏の心に
記憶の雪よ永遠に
凍てつく結晶華
未だ我が心にあり
――――――――――――
「神の手」
僕に無いものを探し
君は軈て神の手を取る
それがもし本物であるならば
何故にこんなにも
僕の心は痛むのだろう
君に問いたい
ならば僕は一体誰の手を取れば良いのか
神に問いたい
何故に君を選ぶのか
恨みようも悲しみようも無いこの殺意に
静かなる安寧の眠りが訪れますように
君よどうか
この別れに
幸せだったと答えてくれ
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(お急ぎ引っ越しの為、校正後日ゆっくりにつき、⚠️誤字脱字オンパレード注意報発令中ですが、この著者読み返さないで筆走らす癖が御座います。気の所為だと思って、面白い間違いなら笑って過ぎて下さい。皆んなそうします。そう言う微笑ましさで出来ている物語で御座います^ ^)
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お賽銭箱と言う名の実は骸骨の手が出てくるびっくり箱。
著者の執筆の酒代か当てになる。若しくは珈琲代。
なんてなぁ〜要らないよ。大事なお金なんだ。自分の為に投資しなね。
今を良くする為、未来を良くする為に…てな。
如何してもなら、薔薇買って写メって皆で癒されるかな。