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なるほど、行動の一歩目としては上出来な言葉だ

 名言集というものがある。「いや、おまえだからできたのでしょうが。」と名言を間に受けなくなっている今日この頃。いかがおすごしでしょうか?とエジソンさんに手紙を書いた。1%の才能、99%の努力という言葉を天才が言っては皮肉にしか聞こえない。経営者が、「え、仕事辞めたいの?じゃぁ、やめればいいじゃん。簡単じゃん。」というのと同じ。美男である友人から「星の数ほど女性はいるから」と失恋時に言われた。お前の女性の分母は銀河星なのだろうが、私の女性の分母は惑星の数ほども選べないんじゃ!というのと同じ。「才能のあるあなたに言われてもねぇ」これが名言の正体である。


そんな名言の中でも、私がハマっている名言がある。素朴な名言で、あまり有名でないだろうがお勧めしたい。


誰にでも最初はある。


これである。

う〜ん。なんか当たり前。という反応ごもっとも。素朴を通り過ぎて、まるで杉。枝がなくてストレートすぎて引っ掛かりもしない。

解説ポイントとして、”誰にでも”ここに注目してみよう。

”誰にでも”ここに、例えば、渡辺直美 といれてみよう。フォロワー数No1の女性である。最初はこんなすごいことになるとは思っても見なかった。と、本人も言っている。

例えば、中田敦彦。youtube大学としてなんかすごいことになっているけど、最初はこんなことになるとは思っても見なかった。と本人も言っている。

橋下徹も、大学卒業後に、弁護士になり少年たちと向き合っていた頃に、将来すごいことになるとは思っても見なかった。と本人も言っている。

本人が言っているのだ。

どんなにすごい人であっても、最初があって、最初からこんなすごいことを目標に立てて実行してきたわけではない。口を揃えて”こんなことになるなんて思ってもみなかった”。成功者の法則があったとして、100%必ず間違いのないことは、「最初、こんなことになるとは思ってもみませんでした」。この法則は信じるに値する物ではないかとも思うのだが。このことについて、もっとフューチャーされてもいいのに、それを台無しにする人がいる。ちょっと偉ぶった成功者が、「計画してました。ビジョン大事ですよ。えっへん。」と、運を自分の手柄のようにいって自分の承認欲求をあげようとしてる。それに惑わされている我々雑魚がいるわけで。「計画してました。」と言っているが、正確には「こうなったらいいな。という10個くらいあった目標の一つがなんか、うまくいきました。」そして、うまく行った理由を自分でこうかな〜ってことにして、それを話してるだけじゃん。これが偉ぶった成功者のカラクリだと思う。わかってる。失敗した9個があってもがんばれるから成功者であることはわかっているが、成功者への嫉妬とこれくらいの愚痴はこぼさせて。と私の友人が言っておった。


 みんな、大谷翔平ではないのだよ。大谷翔平ができたから、同じ種族である人間なのだから自分もできるだろう。種族でできるできないを判断してはダメだ。一人の個としてできるかどうかを判断するということがいいのでは。

ジェームススキナーが言っていた。「目の前のことを真摯に愚直にやっていくことが大切だ」昔の私は

「馬鹿野郎。そんな綺麗事いいから、もっとビッグになる方法をおしえろやい。」と思ったが、今では、「あの時、もっとビッグになる方法教えてくれなかったから、まだ、俺ビッグになれてないじゃん!」とスキナーのせいにしているわけで。今も昔も変わらぬ自分がいるわけで。


 今の流行に、ゴールから逆算して計画を立てる。というものがある。私もするのだが、まぁ楽しい。楽しいのだが、私は、その楽しむ程度の効果しかないと思っている。その計画で物事が進むことはないと思っている。

なぜか。持論ですが。一人称、自分一人で解決することに関しては、確かにゴール逆算術が効果的。例えば、ダイエット、5kgやせる、がゴールだったり、受験勉強や、あと、貯金。自分の未来は作れるし、変えられる。と言われているので、シュミレーションしやすく、計画も実行しやすい。が、そこに他人が入ってくるようなゴールであるならボトムアップ式がいい。フォロワー数1000人!とか、登録者数1万人!とか、売り上げ目標1000万円!とか。見てくれる人であったり買ってくれる人であったり、他人が絡む目標、その目標は達成できたとかできないとかではなく、ただの飾りのような気がする。店長会議で集められた社員の前で社長が「お前の支店の達成目標が105%いってないじゃないか!」と怒るが、「お客さんは他人なので、その他人が商品買ってくれるかどうかは、運の要素がありますやん。お前の作ったマニュアル通りこっちはやってますやん。お前のマニュアルが悪いんとちゃいますか。」屁理屈に聞こえるが、正論ではないだろうか。机上の空論で計画どおり運ぶことはない。他人が入るような目標はゴール逆算式ではなく、ボトムアップ式がいいと思っている。「今を大事に」「一所懸命」という具合だ。目の前のことをしっかりやる。下からせっせと積み上げる。すると、いつの間にかなんかすごいことになってる。それは、計画と違う、思ってたんと違う未来だが、キラキラなことになってる。これは綺麗事に聞こえるが、経験上、綺麗事である。ん?目の前の掃除を頑張っていても、社内のいいやつ。で終わる。綺麗事でなくすために、そこにスパイスを加える。それは、「チャンスを掴む」ということ。心に野心を。チャンスがくるかは運である。運を引き寄せるとは、チャンスを強引にチャンスと思うこと。「お前、掃除頑張るね」と言われる。普通人は、「てへ。うれぴ。」となる。普通人のチャンスの考え方は(社長がこのことを知ってもらえれば、人事会議でどこかに推薦してもらえるのではないかなぁ。)待っていれば幸運が降ってくる。そのために今を一生懸命に。が、違う。掴むとは、「お前、掃除頑張るね」と言われたら(自分売り込むチャンス!)となり、「俺、デスクワークもめっちゃ頑張るんで、よかったら、仕事ください」これが掴む。ということだと思う。チャンスは待っててもこない。だから、チャンスと思い込む。

 流れはこうだ。目の前のことを一所懸命頑張る→普通人には気づきにくいチャンスが舞い降りる。または、強引にチャンスということにする。→ばくっ!といく。=いつの間にかキラキラなことになってる。

これが綺麗事ではないボトムアップ式の成功方法である。と思うのだが。


俺、ビックになる!エネルギッシュな若者なら、それで行動ができるだろう。が、人生を知ってしまっている者であるほど、行動できない。が、やることは、簡単で、今を頑張る。ということだけでいい。

でかい目標を立てるから、行動しにくくもなる。もしくは、行動したけど、うまくいかなくて挫折した経験が、今行動しにくい原因になっていることもある。

簡単な目標にして、ハードル低くしてみる。あなたにとって、低くして、それを一所懸命にやるという小さいことも初めてのこと。どうなるかなんて誰にもわからない。とりあえずやってみて考える。いかがでしょうか。明日の仕事から一つ一つやる気出してやる。「今の仕事終わったんで他の仕事ないですか?」もう新入社員でもないあなたが上司に何十年かぶりに聞く。すると、1万%の確率で「どうした?やる気あるじゃん。」言われる。あなたも想像して欲しい。「他の仕事ありませんか?」と聞けば、「やる気あるじゃん。」どう考えてもそう言われること、1万%は嘘のない確率であることは想像できる。それを強引にでもチャンス!ととらえ、返す刀で何か一言。ドカンと一発。いかがだろうか。小さなチャレンジに聞こえるかもしれない。それでも一歩を踏み出すには勇気がいる。明日から仕事をマンパワーでやること、簡単に思えるが実際にやるとすると勇気がいる。

 そう、チャレンジには勇気がいるのだ。そんなときに、「誰にでも初めてはある。」少しだけでもあなたの勇気を後押しする言葉になれば嬉しい。


まとめると、私のサービスを誰かに紹介したことはありますか?誰にでも初めてはあるそうですよ。とりあえず、後先考えずに誰かにシェアしてみませんか。ふふふ。いったい、誰が作った名言なんでしょうか。


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泰宏白石(スモールビジネス専門の起業屋)
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