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ああ、とってもマンボウが描きたい

先日、ぐでぐでに酔って帰り道を歩いていたらおじさんに「みいつけた」と言われて一瞬酔いがさめました。未定です。結果的にそのおじさんは、酔ってる私を心配してタクシーを呼んでくれていたとても良い人でした。運賃も支払ってくれていて、ありがとう変なおじさん。

今日は「興味・関心はあるのにしたことがない」からひとつ、「大きなマンボウが描きたい」について書こうと思います。

ーはじまるよ!-

突然、マンボウが描きたい!と思うことはありますか?
私の周りには、今日マンボウ描いたよって人は居ません。では、突然走り出したくなったり、叫びたくなったりすることはありませんか?

何かの衝動に駆られる瞬間は、結構あるんじゃないかなと思います。だけど、周りの目や状況をみて、やめようと思うこともありますよね。満員電車で急に叫びたくなってもしないだろうし、ぱっと何かを思いついたとしても、実行するのって案外むつかしいなと思います。

私の「大きなマンボウが描きたい」という衝動も、実際にするにはまず、大きな紙や絵具、筆や場所が必要で、お決まりの「時間がないな」「明日も早いな」というセリフを思い浮かべては、ただの思いつきで終わらせてしまいそうでした。

だけど、やってみたかったで完結することは、note始めますにも書きましたが「片思い美化現象」です。実際にやってみないと知りえないことが沢山あるはず…。

とはいえ、いきなり大きなマンボウを描くのはハードルが高かったので、まずお家にあった絵具、ダンボール、綿棒などで手のひらサイズのマンボウを模写しました。

高校生ぶりくらいに絵を描きました。とっても楽しい。上手には描けなくても光の影になっている部分や、海の色が混じって青っぽく見える部分をよく見て、少しずつそれっぽくなるまでの過程は、余計な事は考えず黙々と過ぎ、絵を描くのが好きだった自分を思い出しました。

一旦行動に移してしまえば、はやく大きなマンボウを描きたい!というワクワクに変わり、どうせだったら好きな人と一緒に描きたいなと、お友達を誘って後日実際に描くことにしました。

ー本番だよ!-

お友達と待ち合わせをし、ホームセンターで材料をそろえ邪魔にならない場所を探して、やっと本番で念願のマンボウです。大人なのでお酒も買いました。

2人で選んだ絵具で、まずは輪郭やおおよその陰影をつけました。検索したマンボウの写真を参考にしています。

途中で日差しが強くなってばてたり、蚊にかまれたりしながらも、何でもないようなことを話しながら着々とマンボウに近づいています。この日はとっても暑くて汗で色んな所がどろどろになりながら描いています。

背景を塗って、細かいところを調節し、気が済むまで描いて完成です。念願の大きいマンボウ。

可愛らしく、ハートをちりばめたりもしました◎

ーさいごにー

今回は、突然描きたくなった大きなマンボウを完成させました。
外で描いていたのですが、通り過ぎる人が声をかけてくれたり、小さな子がのぞきに来てくれました。怒られたり馬鹿にされるかもしれないと少し怖かったけれど、傷つくこともなく終始幸せな気持ちでお友達と幸せな時間を過ごしました。

衝動に駆られたとき、だれかを傷つけたり迷惑をかけることでなければ、やってみても良いんだなと思いました。偉そうな人が茶々を入れてきたり馬鹿にされるかもしれない怖さより、この日のように好きな人と何かをする楽しさのほうが何倍、何十倍も勝ります。

すこしずつ、そういう気持ちを貯めて大切に過ごしていきたいですね。

今日も最後まで読んでくれてありがとうございます◎

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