おうち英語は子育てそのもの:英語力は絶対条件ではない
こんにちは。
教歴15年、おうち英語歴7年目の村上です。
今日は「英語力が高ければおうち英語がうまくいく訳ではないよ」という話を、内輪ネタ(夫)を例にお伝えしたいと思います。
最初にお伝えしておくと、うちの夫は変わりものなんですよ。
結婚式でカメラマンに、「奥さん、ちょっと変わったものが好きでしょ?」と夫を見ながら言われるくらい、変わってるんですね。
私が変わり者が好きだという自覚はありませんが、私自身も、普通よりは外れてるだろうなと思いながら生きているので、類は友を呼ぶということなのかも。
でも「一緒にされたくないわ」とは思ってます。
さて、この夫。
私とは正反対の世界に生きていて、理系どっぷりな人生を生きています。オタクの最高峰(?)工学博士を持っているので、知識量はそれなりにあると思います。
しかしですね。私生活においては、頼まれたこと以外はできない、本当に気の使えないタイプ。文句を言わないところは、イイところかな、、、というくらい。
今日はごみの日。昨日、部屋のごみを集めて(夫に頼んだ)玄関にゴミ袋がおいてあるのに、言われないとゴミ置き場まで持っていけない人なのです。言えばできますよ。でも、小1の息子でも、頼めばそのくらいできますから。
こういうタイプ、子育てにおいては、全く戦力になりません。全員ではないかも。夫はとりあえず、そう。
赤ちゃんの頃は、親が子供の訴えを察する必要がありますよね。そういう能力は皆無なので、何をするのにも泣かせて終了。きっと毎回同じならいいんでしょうけど、日々成長するので変わるので対応できず。
子供が大きくなったら変わるのかと思いきや、そんなことはない。相手に合わせられないので、衝突して終了。もちろん、勉強に関しても。
自分の人生の過程で授けてもらった知識が、自分の子を育てるのに全く役立てられない。理系の知識がいくらあっても、子供の能力を育てることには全く応用できないのです。
先日こんなことがありました。
息子は工作や実験が好きで、「電池にワイヤーを巻き付けて、磁石を付けるとワイヤーが回るはずだ」というようなことをやりたかったそうなのですが、上手くいかず、試行錯誤していました。YouTubeで見たそうです。
私は夫に「得意分野でしょ。一緒にやってあげてよ。」と言いました。自分の好きなことなら、できるかなと思ったんですよ。そうしたら、何て言ったと思います?
夫:あ、もう少し物理の勉強をして分かってからじゃないとできないね。
私:・・・・(-"-)
本当にね、こんな感じなんですよ。そんなこと、誰だって言える。というか、子供が楽しくやってるのに、余計な一言です。親が一緒にやってあげるという体験が大事なのにね。ホント、分かってない。
もう、これ系の愚痴を言い出したら、止まりません。笑
子供の英語教育をしていると、
親が英語ができるから
親が英語ができないから
という枕詞をよく聞きます。
自分に英語力があったらきっと違っていただろうと想像することは誰でもあると思うんです。私も中国語ができたらなとか、もっと英語力が高かったらなとか、思いますからね。
でも、我が夫に代表されるように、知識量が高くてもそれを子供の教育に役立てられるとは限りません。逆に、知識量が少なくても、ネット上にある情報やプロをうまく頼って、上手に取り組める方もいらっしゃいます。
そして、親の英語力は絶対条件ではありません。
おうち英語に欠かせない条件があるとすれば、「英語ネイティブの音源」だと思います。あと、「大好きなママ・パパと楽しんだという体験」かな。
おうち英語は子育てそのものだから、良くも悪くも、スタート地点でもっているものが皆違います。今ある資源を活用して、上手にやりたいですよね。
お子さんを毎日見守っている親御さんなら、きっとできると思います!
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