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小学5-6年生の英語自学1年プラン:動画付き教材で音声中心がおすすめ

こんにちは。
教歴15年、おうち英語歴7年の村上です。

今回は、中学校での英語授業を見据えながら、小学5-6年生の今だからこそできる英語学習1年間のプランをご紹介します。

小学生の時期に最も効果的な英語学習は「音声中心」のアプローチです。

もちろん、どの段階でも音声学習は重要ですが、受験や試験の影響が少ない今こそ、積極的に取り組みたい方法だと考えています。

小学5-6年生の英語学習における課題

この時期の難しさは、お子さんが思春期に差し掛かっているという点にあります。親の言うことを素直に受け入れにくく、周囲の目も気になる年齢です。

日本語では大人並みの表現力を持っているにもかかわらず、英語ではうまく話せないというもどかしさを感じるのでしょう。

この年齢では特に周囲の目が気になるため、英語を話すことに抵抗があるお子さんも少なくありません。

ただし、英語が好きか嫌いかという基準で学習方法を決めるのはお勧めできません。英語は一教科として、淡々と必要な学習に取り組めば十分です。

英語が大好きである必要も、勉強を楽しむ必要はなく、一定量の学習時間を確保すれば、英語を苦手と感じていても確実に力は付いていきます。

音声学習の重要性

小学校の英語授業は小5で週1回、小6で週2回程度で、音声学習の時間が圧倒的に不足しています。

言葉を身に付けるには「音声を大量に聞く」ことが欠かせませんので、足りない時間は、自宅学習として取り組むしかありません。

中学校の英語学習への橋渡しとして、以下の2点を目指します:

  • 教科書にある英語フレーズを聞いて理解できる

  • 教科書の内容を話せる

母語である日本語と同じように、英語も音声から習得するのが自然な流れです。映像などから「意味を理解できるヒントを得られる教材」を選ぶことが重要です。

色々な教材がありますが、過度な和訳はNG(文章ごとの和訳のような、意味理解のための和訳は可)。カタカナが振ってある教材もNGです。

小学校の教科書の内容は、ごく基本的な内容なので和訳やカタカナがなくても、上手に作られた教材であれば無理なく理解できます。

具体的な1年間の学習プラン

小学5・6年生の英語学習は、授業との相乗効果を狙いますが、学校と同じペースでは進めていきません。

  • 平日毎日・学校の宿題と同じ時間に取り組むことを基本

とします。

使用する教材は、学校の教科書にそったもので音声教材が付いているものを選びます。

私のおすすめは学研の教材『10分動画×30回 小5・6英語がばっちり身につくレッスン』です。

前半6ヶ月:基礎固め

学研の『10分動画×30回 小5・6英語がばっちり身につくレッスン』を使用し、同じ教材を3周します。

YouTube動画を使って取り組める(再生ボタンを押せば進む)ので、三日坊主にならず取り組みやすいところがポイントです。

親御さんが再生ボタンを押して渡すというのもありです。とにかく継続が大切ですので、続けることに専念してください。

1周目:平日5日×6週間
・ 10分の動画を見ながら音声練習
・ テキストには書き込まず、口頭練習に集中

2周目:平日5日×6週間
・10分の動画を見ながら音声練習を継続
・テキストの「なぞろう」部分に書き込み

3周目:平日5日×6週間

・動画の英語と同じスピードで話せることを目指す
・暗唱できるレベルまで練習できたら最高

3周ともに共通するのは、音声を聞いて真似して「そっくりに言えるように努力する」ということです。

最初は抵抗があるなら1周目は見るだけでも良いです。最終的に口に出せるようになることを意識してください。

英語は音声を聞くことは絶対条件ですが、音声を聞いているだけでは話せるようにはなりません。話す練習が必要です。

後半6ヶ月:実践力養成

【30日無料体験可】Kimini英会話:https://kimini.online/

オンライン英会話Kiminiで、同じ学研教材を使用した実践練習を行います。

全く同じ教材を使った英会話レッスンを受けられるので、「知っている」という安心感の中で、実際に英語を使う力が養うことができます。

  • 1レッスン25分のマンツーマンレッスン

  • 月額6,380円(スタンダードプラン)で毎日受講可能

  • 「小学生の英会話3・4」コースを2-3周繰り返す

Kimini英会話は毎日レッスンを受けても同額です。後半6カ月も、平日は毎日レッスンを受けて英語時間を確保しましょう。

最後に

言語習得は、生まれ持った才能ではなく、継続的な努力で成果が決まります。毎日10分からで構いません。大切なのは、音声中心の学習を継続することです。

市販の教材を使ってどうしても1日10分が取り組ませられない場合には、毎日英会話レッスンをするという実践から入るのもありだと思います。

英語学習に近道はありません。お子さんと相談しながら、無理のない方法で続けていけることを最優先に考えることをおすすめします!

■ プロフィール

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村上さとみ|大学非常勤講師・おうち英語歴7年目
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