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“結婚”ってなんだろう?

こんばんは。おうちいろです。
これまでに投稿した記事でも“結婚”というワードをいくつか出してきました。
みなさんにとって“結婚”って何でしょうか?

私自身がどう感じているのか。これからどうしていきたいのか。
自問自答しながらアウトプットし、整理しながら備忘録として残そうと思っています。




私が求めるもの

  • 一人でも生きていけるけど、何かあったときに頼れる人がいてくれたら心強い。

  • 相談したりされたり、信頼できて支え合っていける存在がほしい。

  • 一人も楽しいけど、やっぱり誰かと一緒に楽しみたいときもある。

  • 誰かの一番でありたい、私も一番の存在がほしい。

総括すると、人生を共に生きるパートナーが欲しいということになります。

何度かお伝えしているのですが、私は男性も女性も好きになるバイセクシャルです。
私が求めている存在って、男性・女性のどちらの可能性もあって、しかももっと大きな話をすると、恋愛感情を抱く相手でなくてもいいし、セックスをしなくてもいい。
人生を共にするにあたり、人間として信頼できる人であればいいということになります。

でもこれって、世間一般の感覚でいけば、友人関係にあたる人間に求めるには重すぎるんですよね。

恋をして、それが愛に変わって、誰よりも信頼できる家族になる。
結婚って恋愛の延長線上にあるのが“普通”だと思っていました。
世の中をよく見てみると、それだけじゃないんですよね。色んな結婚の形がある。



結婚という制度

前述の通り、私は人生を共に生きるパートナーが欲しい
それが叶うなら、入籍はしなくてもいいと思っています。つまり事実婚でもいい。ただし、婚姻関係を結ばないことで様々な問題が出てくることもあります。

男女なら入籍できますが、同性である場合、今の日本ではまず無理です。よって同性のパートナーの場合は事実婚もしくはパートナーシップのどちらかです。

そういったことも踏まえてあれこれ考えていると、どうあがいても「私は結婚がしたいのだろうか?」のという問いにぶち当たってしまうのです。

「結婚したい!」と言っている人たちってどういう感情なんだろう?
結婚という制度の枠組みに入りたいのかな?愛するパートナーが欲しいのかな?愛するパートナーがいれば形にこだわりはないのかな?
カップルの数だけ愛の形があって、結婚をどう解釈してるのかも全然違う。



結婚しないと宣言した自分

物心ついた時から、母には「結婚しないつもり」「孫を見せられない可能性が高いから期待しないで」とまで言っていました。
これには色々理由があって、若い頃は下記のように考えていました。

  1. 自分は恋愛や結婚をするキャラじゃないと思い込んでいる

  2. 結婚=子どもを産む、子どもが苦手だからほしくない=結婚しない

  3. 子どもを産み育てている自分が想像できない

  4. 結婚したら子どもを産まなきゃいけないのが嫌

  5. 子どもを産むことにより、自分の時間もお金も奪われるのが嫌

  6. 出産が怖い

  7. 子どもを産まないなら結婚する意味がないのでは?

などです。
他の方からすれば、とんでもなくしょうもないことだと思います。でも私にとってこれらは立派な結婚しない(したくない)理由なのです。

成人してからは、SNS上で夫もしくは妻の悪口を吐き出すアカウントの呪詛を見すぎて結婚したくない気持ちが加速したところもあります。
こんなに嫌な思いをするなら、憎悪を向けられるなら結婚なんてしたくない。あくまで一部であって、結婚した人たちがみんなそうであるとは私も思っていません。
それでも、その可能性を少しでも孕んでいるのなら、最初から避ければいい、という偏った思考になっています。



少しずつ変わっていく価値観

結婚に対して頭でっかちな考えをしていた私ですが、自分がセクシャルマイノリティの一人であることを自覚してからはかなり柔軟な考えになったと思っています。
それをきっかけに、世の中には色んな人がいること、色んな選択肢があることを知ったからです。

  • 結婚は必ずしも恋愛の延長線上にあるものではない

  • 恋愛感情・性的な感情を抱かない人もいる

  • 友情結婚をする人もいる

  • DINKsという選択肢もある

  • 結婚しなくてもお互いが納得できる形であればそれでもいい

  • 自分のパートナーが男性でなくてもいい

  • 子どもがほしくない男性もいる

  • 自身もしくはパートナーが子どもができる身体とは限らない


結婚がすべてではないし、みんなそれぞれ事情があったり、結婚にも色々な形があります。
結婚したい人はしたらいいし、したくない人はしなくてもいい。
ただ、今の日本だと結婚したくても物理的にできない人もたくさんいます。いい加減日本も同性婚を認めてほしいなあと思います。


結婚願望はあるのか?

このようなことをここ数年捏ねくりまわしています。
恋愛がしたいか?と言われたら違うような気もします。恋愛をしてもしなくても、信頼できる人がいればそれでいい。
そうなるために、必ずしも恋愛を経由する必要はないと思っています。実際に友情結婚している人もいますしね。

まだ結婚というものにピンと来ていません。
それでも私は、恋愛の有無に限らず生涯寄り添いあって生きていけるパートナーが欲しいことに変わりはなく、これが世間一般でいう“結婚したい”なのかもしれないし、そうじゃないかもしれない。
そうだとしたら、私には”結婚願望がある”ということになるのかな。



終わりに

まだまだこの世の中は、ヘテロがスタンダードで、恋愛をするのが当たり前、結婚して子ども生み育てるべき、という風潮が強い。

所謂この普通の枠から外れてしまい、生きづらさを感じている人は、私以外にもたくさんいます。
どれを選んでもいいし、どれを選ばなくてもいい。
選ぶ選択・選ばない選択をできる世の中になってほしいと思います。

私はまだもう少し、人生のパートナーを探そうと思っています。
いなかったらその時はその時。一人で生きていくことも覚悟はしています。
それもまた人生ですね。


最後まで読んでくれてありがとうございました。
また遊びに来てくださいね。



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