初めてのさんすうにはコレ!算数の力を養いたいなら読み聞かせたい本
息子たちの数量感を養うことに、大きく貢献してくれた本を紹介します。
「さんすうだいすき」
遠山 啓 著
日本図書センター
シリーズで全10巻あります。基礎の基礎から、さんすうが丁寧に学べる本です。著者の遠山啓氏は、算数教育の第一人者と聞いたことがあります。
この「さんすう大好き」は、頂き物なのです。最初に息子に読み聞かせをしようと第1巻を手に取ったときのことを覚えています。
数字の123を数えるところから始まるのだろうなと想像していたら……、これが違いました。どちらが大きいのか、大きさを比べることから始まっていたんです。
「数って、大きさを比べるための物なんだ!」と改めて気づかされました。
初版が1972年なので、絵や登場人物の名前に時代を感じますが、中身は色褪せない。
0から10までの数字はもちろん、センチメートルやデシリットルなどの単位、グラフの読み方につながるような巻もあります。最終巻の第10巻はかけ算で締め括られております。
数字を数えられるだけではなく、算数の力が確実につくと思います。
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