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Eテレ【大科学実験】が、攻めていて面白い

皆さんは、NHKのEテレでやっている「大科学実験」というテレビ番組(10分)をご存知でしょうか。
その名の通り、大規模な実験装置を準備して実験に臨むんですが、「そこまで大規模にしなくても!」と毎回突っ込みたくなるけど、大人も子どもも勉強になる番組です。
(ちなみにEテレとは、旧教育テレビのことです。先日、質問されたので参考までに)


大規模すぎる実験装置

大科学実験の実験はどれも大規模すぎるんですが、中でも私が度肝を抜かれたのが、「軽トラックを点で立たせる実験」です。

やじろべえの原理を応用して、軽トラックに重りをつけ、クレーン車まで用意して実験に臨みます。

他にも空に何本もの虹をかけるために台湾の塩田まで行ってます。規模がすごい。さすがNHK。


仮説→実験→失敗→考察の繰り返し

やじろべえで上手くバランスが取れるのなら、軽トラックでもいけるんじゃない?と仮説を立て、実験しますが、やはりすぐには成功しません。上手くいかなくて、実験レンジャーたちが試行錯誤する様もありありと見せてくれます。苦労の末、実験が成功すると私も子どもも「やったー!」と歓声を上げます。

大の大人が失敗して、一生懸命改善を繰り返す姿が見られるのが、とても気に入っている点です。失敗は恥ずかしくないよ、と口で何度も言うよりも子どもに響くかなと思ってます。


公式のサイトでは、大科学実験の過去の放送が一部(というかかなりの部分)無料で見られます。学校の授業で、ぜひ取り入れてほしい。


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