こころ色インタビュー〜カラフル女将編②〜
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10種の”いろ”と”香り”で
その時のこころ模様を探りながら
お話しを聞いていく「こころ色インタビュー」
※インタビューをしようと思った経緯などについてはコチラから
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✍︎こころいろインタビュー〜カラフル女将編①〜を読んでない方はコチラ
あれから9ヶ月…
今回のインタビューの中でも、初回からインタビューまでの期間は1番短いかもしれない。
約9ヶ月もの短い期間で果たして変化などあったのだろうか?
変化と言えば、あからさまに変化している部分が1つあった。
それは画面越しに見る彼女の髪色。
とてもきれいにブリーチされた明るい髪色は彼女にとても似合っていた。
きっと、彼女のこころの中にも様々な変化があったに違いない。
早速、話を聞いていこう。
今回は、まず初めてWATCHセラピーを受けた時の印象を聞いてみた。
先にも述べたように、Kさんは子育て支援系の活動をいくつか行っている。
その中でもKさんが主体となって開催している移動式のアートプレーパーク『色とあそぶ』という活動がある。
(※詳しくは「色とあそぶ」公式アカウントへ)
前回WATCHカラーセラピーを体験してみた感想を彼女はこう語る。
「自分自身、色と遊ぶと言っておきながらWATCHカラーセラピーを通して、まさに”色の力”を感じることができて本当ビックリしました!実際、前回必要な色がオレンジと提案されてからしばらくは日常生活で、無意識にオレンジを感じる出来事もあり本当不思議な体験でした。」と。
続いて、1月から生活スタイルなどで変化があったことはあるか尋ねてみた。
わかりやすい大きな変化と言えば、1番上のお姉ちゃんが4月から小学生になったことだ。
幼稚園と違って、小学校になると日々のリズムも大きく変わる。
学校からのお知らせ1つにしてもペラ1枚の紙で配布されたり、
お迎えなどもないので、保護者間で顔を合わす機会もぐんと減る。
ましてや、このコロナ禍での入学に保護者としても戸惑う部分が多々あったことだろう。
そんな学校のシステムになかなか慣れず、Kさんも6月頃まではモヤモヤする日々が続いていたと言う。
毎日お迎えで先生やクラスの子やその保護者たちと顔を合わせて、雰囲気のわかる幼稚園と違い、急にプリントだけで必要事項だけ伝えられ、普段の学校生活の雰囲気をつかめない環境の変化は、保護者立場としても子どもの立場としても、その変化に慣れるまでは時間が必要だ。
ましてや、このコロナ禍の環境では輪をかけて不安だったに違いない…
家庭の環境に安定感がないと、なんとなく動きづらくなるのは母親としての性…
今まで頻繁に参加していた子育て広場系の活動も諸々の事情で開催が難しくなったり
個人の活動で行っていた活動も全く動いていないというわけではないが、停滞感を感じている部分もあったと言う…
人は1人で生きているわけではない。
周りの人や環境に支えられ、時には支える側となり生きている。
だから生きている限り、大なり小なりストレスがあるのは当然のことなのだ。
つまり<ストレスがある=生きている証>とも捉えられる。
問題はその先、そのストレスをどう捉えて、チャンスとして消化するかが大切になってくる。
Kさんも例外ではない。
前回オンラインでWATCHをした直後は、その時の気づきのキッカケですぐに行動にうつせたこともあったが、家族の環境やそれに伴う心境の変化や価値観の違いからモヤモヤと内省して落ち込むことも多々あったという。
夏頃には新たな出会いもあり、子育てに関する新たなコミュニティーもできてきたようだが、今までは年下という立場で参加していた子育てコミュニティーも、気づけば自身が年長となる機会が増え、自分より年下の人たちと関わる場面も増えてきた。
年長者として、子育ての楽しさや負に陥らない生活スタイルを発信していたつもりが、気づけばそんな自分でさえ無理して演じていたのではないだろうか…?そう自問自答を繰り返した。
「自分らしさってなんだろう…」
この課題は、今回改めて選んでもらった色にも反映されていた。
私は占い師でもないし、ましてや神でもないのでただただ色のワードを伝えるだけ。
よく「自分探しの旅に出る」なんて人もいるが、結局のところその答えは自分の中にしかない。
ましてや他人がどうこう決めつけるものではないと私は思っている。
「無意識で他人のために動きがちなんですよね…動いている最中は全然気にならないんだけど、報われなさ過ぎるとふとした瞬間にすごく辛くなる…」
一見マイナスに感じられるこの本質も、Kさんの素敵な本質なのである。誰しもが、無償で他人のために動けるかと問われれば自分を犠牲にしても動ける人はなかなかいない。目に見えてその感謝が伝わってきていないとしても、きっとその動きによって救われた人もいるはずだ。
ただここで大切なことはKさん自身がどう望んでいるかということ。
それに気づけるかがポイントになってくる。
今回Kさんが選んだ”いまのこころ色”を覗いていくと、まさに先ほど口にしていた本質の色を選んでいる。
そして、色の組み合わせから人のために尽くし過ぎているという色からのヒントも読み解けた。
乗り越えたいストレスとしてはやはり「自分らしさ」や「母親」としての課題が浮き彫りに…
元々、自分の内側を掘り下げる作業は好きで、他のセラピーなどもよく利用しているというKさん。
そんなところも色にあらわれたのかもしれない。
そして、なりたい未来の色が意外にも、知識や理性、数字に纏わるどちらかと言えば現実的な色だった。
一体これはどういうKさんのどういうこころを表しているのだろう?
色のワードを伝えるとKさんからは「まさにです!」との返答。
「好きなことをやっても、土台をしっかりしたいと思ってビジネス講座を受けたばかりなんです!今まで好きなことをやってきたつもりだったけれど、結果的にそれがお金という利益に結びついていないことに気づいて…大事なものを大事にしながら仕事にしていければ1番の理想だな〜と。その為には物事を数字で考えることも必要だと思って講座を受けてみたんです!」
なるほど。まさにタイムリーな色だったのが理解できた。
それと同時にストレスに対して自分で考える解決方法を示す色にもそれはあらわれていた。
活動はお遊びではなく、お金に結び付けることでKさん自身の「自立」へも繋がるのだ。
その為の1つとして、最近では身体に関する学びも始めたという。
エクササイズではなく。日常の動作、座り方や歩き方などから身体を整える方法だという。
この他にも、新たなコミュニティーの場での活動も始まりそうだとニコニコしながら教えてくれた。
そう、今まで彼女が選んできたこころ色には多くの場面で「行動力」をあらわす色が入っているのがとても印象的だった。
自分の中で迷ったり、悩んだりはするけれど、Kさんにはそんな中でも「行動にうつす」という強い武器を持っている。
これは誰しもが持てる武器ではないと思う。
インタビューの終盤、Kさんはこう語った。
「最終的にはやっぱり”場所”を持ちたいんですよね〜。色とあそぶの活動をできるような広くて、どんなに汚してもよくて、地域のみんなが好きな人と好きなことで繋がれるような場所を!」
その話を聞きながら、私には容易にその空間を想像することができた。
何故なら彼女なら近い将来、本当にそんな”場所”を作る行動力を持ち合わせていると思ったからだ。
ここでふと、前回インタビューさせてもらったMさんのように、自分で何か目指す肩書きなどあれば、目標としてなりたい未来に近づきやすくなるのでは?!と閃き、せっかくなのでKさんにも「なりたい未来に肩書きをつけるとしたら?」と問いかけてみた。
すると、彼女からはこんな答えが返ってきた。
「わたし【女将】になりたいんです!」
『女将』とはこれまた意外な答え!更に詳しく話を聞いていくと彼女の目指す女将とは「みんなのお母ちゃん」的存在なのだと言う。
そこに集ってきた人たちの話を色々聞いてあげたり、自分の知識や経験で相手をよい方向に導けるような…おせっかいおばちゃんとも呼べるし、スナックのママ?的なポジションになりたいと言う。
「スナックのママでもいいんだけど、なんとなく響き的に「女将」の方がしっくりくるので…笑」とにこやかに笑うKさん。
確かに、女将はそこに集まる人々の真ん中を引き出す為に、悩みを聞いてあげたり、おせっかいを焼いたり、地域に根差ししていたりもする。
しかも、女将はちゃんとそれで経営も成り立たせ、Kさんがたまに普段着として着ていると言う着物のイメージもある。
うん、まさにKさんにピッタリな肩書きだ!!
ピッタリな肩書きが決まりスッキリしたところで、今回のインタビューは終了。
最後に、改めてWATCHセラピーの感想を聞いてみた。
「WATCHセラピーは自分でも本当はわかってる事だけど、解決方法や抜け道が分からずふわふわモヤモヤしてしまう時にセラピー中に投げかけられるワードで自分の状況を把握することができて、スッキリすることが多いです!これからも定期的に受けて自分の状況を知っていきたいと思いました!」
と感想をもらった。
前回の魔女に続き、女将と対談できるなんて!
インタビューをやろうを思い立った当初は考えもしてなかったので、今回もとても楽しい時間が過ごせた。
まだまだ小さなお子さんを育てながらの生活は、様々な課題も出てくるだろうが
今回Kさんの中に芽生えた『小さな女将』像は、これからどんどん大きくなり、
またそこに集う人々も多くなってゆくことだろう…
いつの日か「いらっしゃい」ではなく「おかえりなさい〜」と
笑顔で迎えられるような”場所”を構え、そこの女将として輝いているKさんを心待ちにしている。
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◆今までWATCHセラピーを受けたことがない人にWATCHセラピーを一言で言うと?◆
自分の頭の中でぐるぐるしちゃう人にはオススメ!
考えるのが好きな人は、自分1人で考え込んじゃうクセがあると思うけど
それがすごくしんどくなっちゃうタイミングもあって…
そういう時にWATCHセラピーを受けると、
そのモヤモヤが言語化できて、近道になると思います!
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【追伸】
:インタビューをさせてもらってから、記事にまとめるまで時間が経ってしまったので、文章の確認なども含めて、約1ヶ月半ぶりに再びKさんに連絡を取らせてもらった。
最近の様子を尋ねると、
なんと「おかみ会」なるものが仲間内で立ち上がり、
月一でうちに集まってゆるゆる過ごす会開催していたり、
定期的に場所を貸してくれるところが見つかって
月一で色とあそぶ+α(メンバーの特技を生かしたコンテンツ)でイベントをやるようになったというではないか!
また、「色とあそぶ」でイベントの託児という新し試みも始まっているらしい。
他にも、近い地域の価値観の近い子たちと子どもの見守りあいをしたいと思い立ち、
「見守りあいっこの会」も立ち上げだという。恐るべし行動力!
「大きな変化としては、自分が中心で動くことが増えました。
今までは誰かの投げかけに乗っかることが多かったけど、仕切ることが多くなったなぁと感じてます。
付き合う人も自立した人が多くて、それぞれが自分の責任で関わり合うような関係性がとても心地よいです。
あとは、数字のことで、あるイベントの事務補助みたいなことをさせてもらって、参加者管理やお客様とのやりとりなどいきなり実践で学ばせてもらいましたよ〜」
と本当に1ヶ月半しか経過していないのか?!と疑いたくなるほど、Kさんの嬉しい一報をいただけた。
色とあそび、こころの色から気づいた彼女の躍進はこれからもより鮮やかに続いていくことだろう…。