はじまり。
はじめまして。あきです。
最近ではSNSのアカウント名からあきんこと呼ばれることも多くなりつつある。
私は【ouchi salon てん、】という如何にも家で何かやってんだろうなぁ〜な屋号で活動している。
[いろ]と[香り]を使って
時には身体に触れる癒しの時間を…
時にはこころと向き合う為の素直な時間を…
時には遊び心を詰め込んだ作品を…
みどり豊かな都内の奥地にある自宅にて
日々頑張る女性に寄り添えるような「、(ひと息)」を提案する不思議なサロンだ。
サロン名の『てん、』には
サロンに来ていただいたお客様がここでひと息ついて、
また次に進めるような時間や空間を提供できるようにという想いと、
点と点を繋いで、ただの線や丸だけでなく、何か一緒に描いていけるような
出会いの場を提供できたらという想いが込められている。
サロン名の”想い”について書き始めると長くなるので今日のところはここら辺にして、
なぜ今回、今更ながらnoteを始めようと思ったかについて書いていこうと思う。
先にも書いたように、当サロンはその名のとおり、自宅兼サロンなのである。
しかも我が家には、元気で騒がしい息子が2人いる。
とてもじゃないが、そんな騒がしい2人がいる空間でお客様にリラックスできる空間を提供できないので普段は息子たちが学校に行ってる時間帯でのご予約を受付ていた。
ところが、ある時を境に、そうもいかない環境になってしまった。
そう、コロナだ…
学校は休校になり、WEB関係の仕事をしている夫も早々に完全リモートワークになってしまった。
緊急事態宣言を機に、私の働き方も見直しを迫られるようになった。
元々、大々的な看板も出さずに細々と営業していたサロンなので、
それほどまでに打撃を受けたわけではないけれど、
誰もが予想していなかった世界的な変化に、
私の身近な人たちも明らかに気力が消失していっているのが目に見えてわかる時期があった…
そう、あれは確か2020年の春頃。
家族以外と直接顔を合わせるのが難しくなってきた頃…
ステイホームと都知事が連呼し、
リモート飲みやべランピングが流行し、
星野源は「うちで踊ろう」と唄った。
「私に何かできないか…」多くの人が自問自答した時期でもある。
時同じくして「私も私にできること」を考えた。
冒頭でも述べたように、私には直接身体に触れるアロマトリートメントの他に、脳科学や色彩心理を応用し、色や香りなどの五感を使って、今のこころの状態に気づけるWATCHセラピーというちょっと不思議なセラピーの知識も持っていた。
まだまだ認知度の低いセラピーだし、文字にすると尚更怪しさが増すが、
簡単にいうと10色の色の中から気になる色を選んでもらいその組み合わせから心の状態を知る「色遊び」みたいなもので、例えば登校拒否の子どもの気持ちを探るのに教育の現場などで使われていたりもする。
決して怪しい壺を売り付けたり、あなたの周りにオーラが見えます…というタイプのセラピーではないので安心してほしい。(←書けば書くほど怪しいとか言わないで 笑)
通常は10色のカラーボトルを使ってご自身の手でその色を手に取って選んでもらうのだが、
直接対面できないこの状況でどうにかオンラインでもこのWATCHセラピーを行えないだろうか?
”人と話す”という当り前のことすら、今の環境では求められている気がする…と。
そして、通常¥5000近くするセラピーを期間限定で無料(フレグランスは別途有料)とし、
意を決してオンラインWATCHセラピーを立ち上げた。
ありがたいことに、発表と同時に沢山の方にお問い合わせいただき、
「今までずっと気になってたけど遠くて行けなかったからありがたい」
「この時期にお話しできて嬉しかった」と嬉しい感想を沢山頂いた。
そして、そんな言葉を頂いた私自身が1番勇気づけられていた。
あれから、いくつかの緊急事態宣言が続き、季節は2021年の夏。
1年延期となったオリンピック&パラリンピックも終わり
人々はすっかり自粛生活に慣れ、「緊急事態宣言」という6文字にも動じなくなっていた。
それと同時に、この長引く状況に疲れ、何の変化もない自己肯定感も低下していっているように思えた…
私自身、家族が完全リモートワークになり、未だに自宅にお客様を招いての施術は行えていない。
ただ、その分嬉しい変化も沢山あった。
《できないからこそ、できたこと。》
ふと、今までWATCHセラピーを受けてくれたお客様たちの顔が脳裏に浮かんだ。
あの時、私からWATCHセラピーを受けてくれたあの人は、元気だろうか?
あの時、涙をこぼしながら話してくれたあの人は、笑顔の日々を過ごせているだろうか?
あの時、目を輝かせて夢を語ってくれたあの人は、何か掴むことができただろうか?etc…
世界の様子が大きく変わって、あの頃思い描いていた”アタリマエ”や”ミライ”がボヤけてしまった…。
生きていれば今までもそんな事はあったと思うけれど、
少なくとも2年前よりも[それ]は強く、誰しもの心に鈍く潜んでいるように思う。
何も変わっていない、何も動けていない、何も何も…
悲観的な感情だけが芽生えてくる人も少なくないのではないだろうか?
でも、本当にそうなのか…??
私の中に芽生えたその感情を言葉にしてSNSで伝えてみた。
<あなたの”こころ色"インタビューさせてください。>
募集と同時に、数名の方が名乗り出てくれて
ありがたいことに半日で予定数を越え、締め切らせていただいた。
インタビューなんて、したこともないけれど、
せっかく手を挙げてくれたからには、きちんと文章で伝えたい。
インスタグラムの文字数では到底伝えられそうにもなさそうだ…
そう感じたので、これを機にnoteを始めてみた!!
というわけで、前置きは長くなったけれど、
これからこのnoteを使って、「こころ色インタビュー」の記事をアップしていこうと思う。
インタビュー以外にもサロンの想いや、普段の他愛ないことなど後々には書いていけたらいいかな〜と思ってはいるが、今のところまだ、インタビューの記事すらまとめられていないので、
先のことは、落ち着いてからぼちぼち考えていこうと思う。
とりあえず、何が言いたいかまとめると
『このページを登録しておいてもらえたら嬉しい』という長々しいプロローグなのである。
インタビュー記事がまとまるまで、しばしお待ちいただけたらありがたい。