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子ども×料理

我が家の長女8歳(小2)工作好き、簡単なお菓子作りも好き。Eテレの子供向け料理番組、大好き。前のめりな性格。そろそろ料理に挑戦してもいいかも、と思い「料理してみる?」と聞くと「やりたい!」と即答。よしよし。

料理を覚えておいて損はない。そして、大人になるまでに「自分で食べるものを自身で料理して作れるようになっておいたら役に立つ」という自分の経験を、娘たちに託したいなと私は思った。今の時代、お金があれば食事は簡単に手に入るけれど、自分で作ることでしか気づけないこともある。

そして「ごはん作ってもらいたい」という私の下心も、もちろんある。


長女ひとりで作る!

私がとったスタンス↓

・最初から最後まで娘が全部作る
・私がやり方は教えるが、なるべく手伝わない

そう、手伝いという部分的な関与でなく、娘がメインの作り手!

私が子供の頃、私が料理を作ろうとすると、母親が手出しをしてきて作ってしまう・・・ということが度々あった。完璧主義の母は、私の不慣れな手つきや時間がかかること、冷蔵庫の材料を中途半端に使うことなどに耐えられなかったんだろうとは思うけれど、あえてやらせて欲しかったな。なので、私は娘に全てやってもらおうと決めた。

作業ひとつひとつに時間がかかることは明白なので平日は避けて、休日のランチ制作を娘にやってもらうことに。


第一回目。「焼きそば」

工程が単純&家族みんなが好きということで、焼きそば。

味付けは難しいので、調味料が入っている麺をセレクト。豚肉、ベーコン、キャベツ、人参、玉ねぎ、もやし。

野菜と肉を全て切って一度炒めて火を通して、そのあとは一人分ずつ作る。家族全員分を一度にフライパンで作るのは、まだ娘には無理だ。フライパンが重すぎる。全体のながれを先に説明して、料理スタート!


見守ることは忍耐であった。

まず野菜。キャベツは洗いながら手で小さくちぎる。人参は皮をむいて千切り。ここで、皮むきが上手にできないということが発覚。私が日々当たり前にできていることも、ほぼ初めて経験する娘にとっては力のかけ具合がわからなくて、できないものなのだなーと私も気付きがあった。やっぱり料理は経験時間だ。包丁の使い方も怖いけど、ぐっと耐えて見守る。玉ねぎの皮をむくにも苦戦し、少し切っただけで目が染みるらしい。ひとつひとつ時間がかかる…

そう、私がやった方が早い。何倍も速い。だけれども、料理をするといろいろなことを考えるきっかけになる。その機会を与えることが大事なのだーと自分に言い聞かせる。見守るという忍耐。。。

焼きそばつくり

野菜と肉を炒めて火が通ったところで一度全て別に出しておいて、いよいよ麺を炒める。家族全員分を一気に作りあげるのは重量的にまだ無理なので、一人分ずつ炒める。フライパンに麺と少々の水をいれてほぐしていく。野菜を一人分加える。調味料のパウダーを入れて炒めて、できあがり。まず、食べることに時間がかかる妹(次女)に「召し上がれ~」と持っていく。


作る人の分は、最後。その感情を味わって。

「次はお父さんの分を作るんだよ」と私が言うと、「ええ~私の分じゃないの?」と娘。そう、作る人は一番最後にしか食べられないのだ、娘よ…

最後は「腹が減った、腹が減った」と連呼しながら、家族全員と自分の分を作りあげ、焼きそばにありついた娘。「うーん、キャベツが固い」という感想を言っていたので「そしたら、芯の部分だけ包丁で細かく切ればよかったかもね」とアドバイスを言うと、なるほど、と納得した様子。自分で切って炒めての経験をしたからこそ感じたもの。得られたものは少なくなかったんじゃないかな。(味は○。添付のパウダー調味料だしね。)

次の週は、カレーとサラダ。大好きなカレーもどうやってできていくのか、ひととおりやってみて実感した様子。我が家は無水鍋を使って作るので、調理器具によってやることが少し違うことも話しはしたけど、たぶんよくわかっていないだろう。まあいいや。カレーはこれからも、キャンプとかイベントなど子どもたち自身で料理する機会がありそうなので、これからも家で時々作ってもらおうかな。

料理は包丁を使ったり火を使ったりと危険なので、何歳くらいからできるだろうかと以前から思っていたけれど、我が家の長女は手先が器用なこともあって、やらせてみることにした。軽い怪我をしつつも、少しずつできるようになればいいと思う。簡単なものなら自分で作ることができる、というのも娘にとって自信になるはず。とにかく、継続は力なり。なので、娘は週末のランチ担当に就任(勝手に任命)。がんばってもらおう!



最後に、子どもと全く関係ない、最近飲んでるワインメモ

一周回ってやっぱりコノスルに戻ってきた私。


白のシャルドネは、レゼルバに手を出してしまいました。美味しい。レゼルバとはいえ、値段もわりと手ごろ。上品。飲み口はさっぱりしているけど、軽すぎずちょうどいい。これからの季節に◎


赤はオーガニックが相変わらず好き。わりとこっくり。お肉全般なんでも相性◎ 我が家では焼肉の友。


白の華やかなワイン。ゲヴェルツトラミネール(覚えにくいぶどう品種!)多少甘味を感じるので、シャルドネ気分じゃないときはこちら。最近、スーパーでお見かけすることが少なくなったので、見かけたら買ってる。

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糸島は牡蠣のシーズン到来。おうちのオーブンで焼いて食べます。言わずもがな、ワインと合う。

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