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#4 oucaのデザイン手法

インクルーシブデザインについて


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あなたは普段生活をしていて、
「この服は自分には着られないなぁ」
「オシャレは諦めるしかないか」
というふうに「不便」を感じたことはありませんか?


oucaは、そんなあなたの「不便」を求めています。
 

「インクルーシブデザイン」って聞いたことありませんか?
 

福祉の業界でも「インクルーシブな世の中を」とか「インクルーシブ教育」という言葉を聞くようになってきました。最近だとCMでも耳にすることもあるかもしれませんね。


この「インクルーシブ(inclusive)」という単語の日本語訳は「包括的な」という意味です。

つまり、インクルーシブデザインとは、

高齢者
障がい者
トランスジェンダー
外国人
左利きなど、

従来では、デザインを企画したり考える際には除外されてきた多様な人々と一緒になってデザインする手法のことです。

oucaはこの手法で、デザインしたアイテムをお客様にお届けします。



インクルーシブデザインの何が良いのかというと、、、
 
 

普段の生活で使うあらゆるモノやサービスは健常者向けに作られています。

健常者にとっては当たり前で何でもないことが、高齢者や障がい者には難しいこともあります。

例えば、着ることが難しかったり、脱ぐことも難しかったりです。



そこで、彼らにデザイン設計の初めから参加してもらうことで、「あぁ!なるほど!」というように、健常者では気づけない「潜在的なニーズ」を発見できることがあります!


そのためにまず、「不便」を共有させていただき、「どうやったらその不便を解消できるかな?」と一緒に考えていくことで、これまでにない創造性の高いモノづくりが可能なのです。

誰か一人の悩みが皆の喜びに変わるデザイン手法、それがインクルーシブデザインです。


例えば、、、

筋ジストロフィーのsakuraさんと、若年パーキンソン病のmoccoさんをインクルージョンして作った、


*sakuraショーツ(総レースタイプ)

*moccoショーツ(フロントレース)

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*ハイウエストショーツ

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これらのアイテムの詳細はホームページよりご覧いただけます。
現在、他アイテムも含めて、オンラインで購入可能です。
oucaのホームページはこちら
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商品やイベントに関する相談事もメンバーに対して行い、色んなアドバイスをいただいております。
また、モニター募集やアンケートのご協力、グループ限定イベントも行っております。 

 
このようにしてoucaは、コミュニティを通して、リアルな声を聴きながらモノ・コト作りを行っております。まさにインクルーシブなモノ・コト作りです!

人生の一部にoucaのモノ・コトを置くことで、多様な人たちの生き方、考え方に触れ、人生を心地よく、心豊かに謳歌してほしいと願っています。
 
 
ここまでの話を読んで、「インクルーシブデザインの可能性ついてもっと知りたいな」と思っていただいたかもしれません。
 

そんなあなたにお勧めしたい書籍が2冊あります。私が勉強させてもらった本を一部紹介します。


上記の2冊の著者であるジュリア・カセムさん。

文筆家、デザインナー、研究者でインクルーシブデザイン手法に関する知識を実社会でどのように活用するかを実践・研究されている方です。

私は、とあるインタビュー記事で彼女が放った、次の「言葉」がとても好きです。

「福祉」や「支援」ではなくて、あくまで相手と対等な「コラボレーション」であり「スキルの共有」を図ること。受け身の意識、マイナスの考え方を変えることが、何より大事なことですから。



また、こちらはトークショーを行った時の記事

とても分かりやすくインクルーシブデザインの背景や実例、何が大切かを書いています。


 
そしてもう一人紹介したいのが、平井康之さんです。

九州大学大学院 芸術工学研究院 デザインストラテジー部門 准教授

「子供用の薬」をテーマにしたプロジェクトを手掛けています。


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平井先生も上記の著書に携わっています。
インクルーシブデザインについて、おすすめの2冊です。


本日はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございました。 

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