ここ最近聞いてめっちゃ良かったアーティスト・曲の紹介

バーチャルシンガーソングライターの桜葉どらいぶです。
私はいつも日本語で曲を作ってるんですが、ここ最近洋楽ばっかり聞いてたら歌心を失ってきた感覚があったので久々に日本語のアーティストをdigってみました。かっこいいアーティストがたくさんいてびっくりしました!ニホンテスゴイネ!


せだい / 春のまなざし

せだい、存在自体は結構前から知ってて、ちょこちょこ聞いてかっこいいな〜とは思ってたんですが、最近の曲聞いたら本当におったまげちゃいました。熱すぎる…
正直あんまり聞き馴染みない感じの音像なので、言葉で表現しきれるかわからないですが、強いて言うなら爆音オルタナとシューゲが交差してるかのような感じのバンドアンサンブル。そこに激渋な熱いボーカルが乗って、聞いてると本当になんか感じたことのない高揚感が湧いてきます。そして歌詞が、声の渋さからは想像もつかないような詩的で美しい日本語なんですよね(若干失礼かもしれないけど)。こんな音楽聞いたことない…
そろそろニューアルバム出るらしく、本当に楽しみです。

NOUGAT / あいはなけなし

自分の中で勝手に和製Shipping Newsと呼んでるNOUGATの皆さんです。メンバーの皆さんが何を好きなのかは正直わからないですが、個人的にはA Minor ForestとかJune of 44あたりのポスト・ハードコアを経た人たちがやってるようなすごいストイックで渋い音楽の空気感を感じます。めちゃくちゃ音楽詳しい人達が作ってそうな感じ。でもそこで聞き辛さを感じさせないのが本当にすごいところで、歌とかコードに絶妙なキャッチーさがあるから聞いてて全然退屈しないんですよね…かと言って歌だけ不自然だということも全く無く、完璧に馴染んでてすごいびっくりします。そんな音楽あったんだ…の気持ち。

TTUD / 渚まで

パッと聞くと疾走感のある正統派オルタナサウンド、正統派メロディックな感じもあるんですけど、コード進行がかなり独特ですごい懐の深いバンドだなと思います。要所要所で感じるノスタルジー?ノスタルジーなのかこれ?みたいなのがあって聞いてて一筋縄ではいかない感じ。こういうバンドがあんまりやらないコードのずらし方(部分転調で合っているのか?!多分違うな!!)してると思います。音楽理論めっちゃ詳しそう…(というか御本人のnoteとか見る限り多分超詳しい)。前2バンドと同じような感想で申し訳ないですが、本当に絶妙に聞いたことない音楽って感じです。

Fennel / drunker

tricotのベース、ヒロミ・ヒロヒロさんのソロプロジェクト、Fennelです。Spotifyをなんとなーく流してたら急にLOSTAGEみたいな女性ボーカルの曲が流れてきたな〜と思って調べてみたらあっ!!そうなの!!ってなりました。おそらくはエモを軸にしてる感じだけど、空間系などを駆使しながら今っぽい仕上がりになってて本当〜〜にかっこいい。なんというかバンドマンにとってすごい気持ちいい音が詰まってる感覚がある。Toddleっぽさもあるよなって思いました。またCD出してほしいし、ライブも見たい…


というわけで計4アーティストのご紹介でした。なんか特に前者3バンドは結構近しいシーンで活躍してるような印象もあり、私のdigりの狭さが露見しますね…。でもそれだけこの辺りのバンドが天才だなってことでもある。私もがんばるぞ!!ぞるばんが!!

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