大切なものを護り抜きましょうよ
私は熱を出した自分に酔えるタイプです。
熱に限らず、捻挫やちょっとした鼻声ですら、です。
体調の優れていない自分が可哀想で可愛くてたまらない。泥酔です。
幼い頃、兄が熱を出した時にそれはそれは大切に看病されていました。
少し高めのアイスを買ってもらって食べていて、
大きいベッドを独占してすやすや眠っていて、
良いな良いな、熱っていいな。
フラワーパラダイスな頭の持ち主の私は、兄が眠る寝室に当時大好きだった風船を持ちながらお邪魔して、ベッドに乗ることさえしなかったものの何を思ったかそのまま床に寝そべり眠ると言う暴挙に。
「私倒れています!今私は色々あって多分体調が悪くて倒れています!看病するなら今です!私にハーゲンダッツを!!!!!」
さながら名脇役俳優の如く私はひたすら体調を崩して倒れてしまった人を演じていました。
しかし兄の様子を見に来た母親には足蹴にされて父親には呆れられて、二人揃ったらお説教タイム。
そもそもインフルエンザにすらかかったこともなく、全く熱を出さない私は半ば意地になって醤油を一気飲みすれば良いのかなど兎に角色々考えましたが、遂に「大切に看病」される歳の間に大熱を出すことはありませんでした。
しかしです。苦節十年、ようやくチャンスが!
そそそ、それは!!
ワクチン2回目接種後の副反応!!!!!!!!
10月29日、ようやく2回目の接種を終えました。
お医者さんめちゃ気さく。
小分けにされたブースの壁には何故か非利き手で描かれたような真っピンクの竈門さん家の長男くん。
「かわいいねー!名前かわいいねー!お顔も可愛いわぁ〜!」とナースのおばちゃん。それに笑っちゃうお茶まろ。
「何でニコニコしてるのよー!!」と肩パンを入れてくる医者。
それはどうでもよくて、熱が出ることをもはや楽しみにしちゃっている自分ーーー。
1時間もかかることなく、1回目と比べて激スムーズに終わりました。
ではここでお楽しみの検温の結果発表〜〜〜!!
・会場での検温→35.9
・挿入後帰宅し検温→35.6
・寝る前の検温→35.6
・30日の朝の検温→36.2
・30日の昼の検温→36.0
・30日の21:00の検温→36.0
以上です!
どうも、熱が出ない星の下に生まれしハッピーラッキーガール、わたびです。よろしくお願いします。
だめです。だめでした。何なら強すぎる自分に今度は酔いが回りました。
惚れちゃう。自分リアコです。
結局熱は出ることなく腕が少し痛いだけのワクチンでした。
良いことなんですけどね。
わたびは熱が出にくい身体なんだなと、自分の酔えるポイントを一個失った女になっちゃったなと思いました。
思いましたよ……、でも、30日の今日、ふと考えた時に気づいちゃったんです。
接種会場に向かう前の自分の行動を振り返りました……。
……………………皆さんはもう買いましたか、
「 フ レ グ ラ ン ス は た け カ カ シ 」 を 。
私の家にも2ヶ月ほど前にやってきました。
「大切なものを護り抜くための香り」って謳い文句を掲げているんです。
意味わかりますか?私はわかりません。どういうことですか?教えて欲しいです。
「大切なものを護り抜きたくなるような香り」ならまだわからなくもないのですが、「大切なものを護り抜くための香り」とは何なんでしょう。
まだまだ知らないことだらけです。
はたけカカシという男には無限の可能性があるのです。
私はそんなはたけカカシの香水をキめてから家を出たのです。
香りはそれはそれはえっち。えっち過ぎて手が出ました。
気分はハイ。掴みたいのはカカシのおっぱい。
そして接種も無事に終え、以降熱も出ることなく時間は経過していったのです。
皆さん、気付きましたか。
そうです、私わたび、護られたんですよはたけカカシに。
今ようやく分かったのです。
「大切なものを護り抜くための香り」、
これって購入者に対して香水の香りについて説明的に表した言葉ではなく、カカシそのものを表す言葉だったんだとーーー。
カカシは誰かを護り抜く男、その男の香りがまさにこれです、そういうことだったんですよ!絶対そうです!!
だからいうならば、「カカシがつけていそうな香水」だの「カカシの香り」だのでは決してなく、
カカシというものが”香り”に生まれ変わったその時に”これ”になりますよっていう商品だったのではないのでしょうかね!
つまりわたび家に2ヶ月前に来た”これ”は”香水”ではなく”はたけカカシ”だったわけです。私カカシと同棲しています。
あんなに色々副反応について聞いていたはずのワクチンでさえもこんなに何もなく終えられたのは、間違いなくカカシの香水の、元い”はたけカカシ”のおかげだったのでは、と思うわけです。
誰かを護り抜く……わたびを守り抜いてくれていたんだね、はたけカカシ様。あなたって人は……愛の豊饒。
わたびは熱が出ないとかじゃなかったんだ。
何なら私はずっと犯されていたんです。
「 は た け カ カ シ 」 と い う 愛 の 熱 に 。
(ここで流れるLove so sweet)
最初から最後まで何を言っているのかようわからん内容になりましたが、
愛の力は無限大ということです。
愛、それに気づく前の慄き、大切に生きていきたいです。
精神の充足を目指して、カカシをこれからも愛し続けます。
追伸
今まで長いことアメブロの方でブログを更新していましたが、これからはここのnoteで、ブログとまではいかないにしても日記みたいな感覚で更新していこうと思います。
よろしくお願いします。