文スト ドストエフスキーの異能考察
※第114話(ヤングエース2024年5月号)のネタバレ含みます
昨年11月頃にそれとなくドスくんの異能力を考えてみたんですが、ヤングエースの今月号で結構ヒントっぽいものが出されたのでもう一度考察してみます。
↓こちらの続編っぽくなってます
■現時点での情報
ドスくんは漫画内で唯一、Aの部下を殺すときに「これがぼくの本当の異能です」と言って異能を発動している。その時ドスくんはAの部下の頭部に触れ、異能発動後は血のようなものが口から吹き出している。
この場でドスくんは全員を殺してるはずで異能力を偽る必要がないからドスくんの言っていることはほぼ正しく、確実に異能を発動していると思うが………………
これ嘘だったら全てが狂うけど、これも緋文字なの?
捕獲されてAに"魂の無い吸血鬼のような男"とも言われてるんですよね。
そして、114話。おそらくドスくんは捕獲されて殺されたときに異能を発動しているはず。その時に異能を発動したと思われる人への接触はないはず。血が飛んで左目に入ったことだけが分かる。その兵士らしき人はドスくんの血が目に入った瞬間急性の毒を取り込んだような表情と血管の浮きがあった。
次に、未だに不明な鏡花ちゃんの両親を殺した身体操作の異能の話。これは確実ではないが、ドスくんの可能性はあると言われている。二人が殺されたときどちらも耳から血液が入ってったんだけど、この時血液が自ら動いて体内に侵入しているように見える。
割と最近に発売された公式ガイドブックにてドスくんはトンデモ回答をしたのを覚えてますか?
Q.もし生まれ変わったらなりたいもの
A.大体なった
この情報↑をこのタイミングで出したの絶対悪意というかわざとやろ!
これ結構意味分からん。色々な身体を乗り移ってきたのか?と言いたくなる。年齢、身長、体重不明なのもねぇ
↓
☐ドスくんの異能は必ず触れなければいけない訳ではない
☐何かしらで血液が関係している
この2つはまあまあ信憑性高めだと思う。
■異能の候補
※様々な人の考察を借りてます
※ヘリの墜落死から逃れたのは異能を使用したことを前提に書いてます。
①血液操作
≫これは結構ありそうだと思ってたけど、最新話を見てちょっとん……?って感じになった。あと、何百年も生きていることを血液操作だけで終わらせられるか……?となってしまった。でも鏡花ちゃんの両親の件を考えると血液操作はできるけどその上で別の何かもできるとかはありそう。
②己の死と他人の死を入れ替える
(自分を殺した人や自分の血がついた人を対象)
≫最新話辺りを見てるとそれもありそう…。と思えるのだけど、やはりAの部下たちを殺した件が引っかかる。
③自分の血がついた人に乗っ取る
≫これもまたありそうだけどAの部下……。もはやこれがそもそも嘘で読者騙しだった…?
④魂の操作
≫これは前回から私が推してるやつです。何かと辻褄は合いそうでね……。また下で詳しく述べてこうと思います。
■異能力が魂の操作だとしたら……?
※前回とダブる部分もありますがご了承を
※完全なる私の妄想です
◎できること予想
・他人の乗っ取り
・魂の破壊で殺害
何百年も生きてられるのはシンプルに考えたら人の身体を器として転々とすることだと思う。
じゃあその乗っ取りの仕方は何だろうと考えたとき、他人の魂を上書きしてドスくんの魂を身体へ取り込めば乗っ取れるんじゃないかなと考えた。めっちゃシンプル単純。
キリスト教では、魂は"人間の不滅の本質であり、魂は死後に報酬か懲罰を受ける"と信じている。
"罪の軛より解き放たれ、魂の救われんことを"
を翻訳すると、
罪の軛より解き放たれ=罪から解放される
魂の救われんことを=魂は救われるだろう
↓
罪から解放され魂は救われるだろう
≒ドスくんが殺すことで罪から解放されて魂が救われるかもしれない。
魂が人間の不滅の本質ならば、異能力者のいない世界を作りたいと考えているドスくんが魂を操って滅ぼそうとしてるなら面白いと思ってしまった。
また、魂を操れるドスくんだからドスくんは不滅で永遠に生きているとも考えたら面白い。
また、自分の魂の操作だけで収まらず他人の魂も操れると私は考えているので、魂を破壊させることで即死させることができるのではないか。
魂の破壊は精神の破壊ともいえるから自我の消滅=死を意味するとか。
肉体はどうやってドスくんの見た目になっているのかについても少し考えがある。
魂は古来、肉体から独立したものと考えられ、身体に宿って心の働きを司るとされるもの。なので身体という器があって魂がある。と言える。
しかし、魂の操作ができた場合はどうなのか?魂が操作できたと仮定した場合、魂は身体という器がなくとも存在できる(?)のではないか。
このときにドスくんの魂は魂があって身体(肉体)があると考えられるかもしれない。先程と逆になる。そして逆になったら何が変わるのか。魂があることで身体が作られると考えたらその魂に肉付けされる身体は常に同じであるかもしれない。だから身体は変わっても見た目は変化しない……とか。
こじつけやろ!って言われたらそうですね。私の妄想の塊です。
次はDEADAPPLEでの話。
ここではドスくんの異能が分離されずにいつも通りでいた。「罪と罰は仲良し」とも言っていた。
この"罪と罰は仲良し"とはどういうことなのかはよく分からないけど……罪と罰が仲良しだから分離しないってことよね。
これも完全なる私の妄想でこじつけですが、
罪=魂(人間の不滅の本質であるから罪)
罰=乗っ取られた身体(乗っ取られることは罰を受けるということ)
と仮定する。
ドスくんの異能は魂自身で、そもそも異能と分離するという概念がないのではないか。ドスくんが生きている身体は罰を受けた人間のものにすぎないのではないか。
だから魂と乗っ取られた身体である罪と罰は仲良しと表現されるのではないか。そして身体と異能は分離しない。(細かくは分離しても何の問題もない)
■異能の発動条件、対象は何か?
まずは発動条件。"触れること"が発動条件ではないかもということが114話では分かったんだけど…。
①ドスくんが死ぬ
≫結構ありそうなやつ。
②触れる
≫可能性としてはまだあるかなって。
○発動対象
①ドスくんの血液が粘膜に付着した人
≫これは私が考察したやつです。114話で目に血が飛んでた描写がやっぱり気になってしまう
②ドスくんを殺した人
≫これもありそう。殺す=罪だからその人に罰を与える的な。
だいぶここ最近でドスくんの異能についてのヒントが出されてるんだけど、これだ!ってのが見つからないし思いつかない。難解……難解すぎるよドスくん!
次の本誌まであと2週間!次の内容はドスくんなのか社長なのか……。楽しみにしてます
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