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文豪ストレイドッグス 月

文ストと月って何かと関係してるし、大事なシーンには良く出てくるよね。昨日は中秋の名月で公式さんがTwitterで月と名場面を投稿して下さり、ふと気になったので調べていきます。

月のモチーフ

月は主に「女性らしさ」や「女性の美しさ」「優しさ」を象徴すると言われてますが、月は満ち欠けによって姿を変えることから「成長の象徴」とも言われているらしいです。文ストでは成長の象徴として扱われているのかな…?

また、月は満月≫半月≫三日月≫新月へと満ち欠けをすることから"物事の移り変わりや感情の変化"を象徴するらしいです。
名場面=変化が起こる時。だからめっちゃ当てはまってる

-由来

古代エジプトにおいて、天空神ホルスの右目は"太陽"を象徴し、左目は"月"を象徴していた。ウジャトの目(左目)は月が満ちるように「失ったものを回復させる」という意味合いを持っているらしい。

-猫と月

猫の瞳孔が月の満ち欠けのように変化することから月を象徴する動物は"猫"だと捉えられたりもするそう。

そんな猫と月には縁が深いそうで…

エジプトの生殖・出産を司る猫の姿をした神バステトは、時代の変化によって月の女神アルテミスと同一視されたという過去があるらしい。

日本では月にはいろいろな名前がついていて、日々の変化を楽しんでいました。しかし、欧米では月は狼男や魔女を連想させることから忌まわしいイメージがつきもので、猫は夜行性であるがために魔物、魔女と結び付けられてしまうのだとか。黒猫は不吉の象徴だと言われていたらしい。
逆に日本では、黒猫は魔除けや幸運、商売繁盛の象徴とされ、"福猫"扱いだったので欧米とは真逆。まぁ、日本でも化け猫や猫又などと悪いイメージを持たれた時期もあった。

変化するものを"良きもの"とする文化もあれば、"悪しきもの"として忌み嫌う文化もある。

このことから、月や猫は地域や時代によって崇拝と嫌悪のどちらもの象徴になっていたんですね〜


そんな猫は文ストにも結構関係しているんです。

例えば、夏目先生は異能力『吾輩は猫である』によって猫に変化するし、敦は『月下獣』でネコ科である虎に変化する。

夏目先生は裏で、敦は表で文豪ストレイドッグスという物語に変化をもたらしている存在と言えるような気もします。頁を手に入れるためには敦が必要だとも言われてましたし。

変化を受け入れながら生きてゆく探偵社と、変化を嫌い完璧と調和のとれた作戦で異能者の排除を目論むドストエフスキー。何か関係がありそう〜

満月

-スピリチュアルな意味

①エネルギーの高まり
≫月は満ちるほど、エネルギーが強くなるとされている。そして、満月は月が完全に満ちた状態。なので、満月の日はかなりエネルギーが高まるタイミングといえるらしい。

②解放と浄化
≫月は完全に満ちた後再び欠けて行くため、満月の日は高まったエネルギーが解放されるタイミングともいえるらしい。

③目標達成
≫特にこれといった理由はないけど、スピリチュアル的に満月は目標達成という意味をもっているそう。

簡単に言えば『完成』『解放』『達成』。

-起こる変化

①やってきたことの成果がでる
≫満月は目標達成の意味をもっているため、満月の日はこれまでやってきたことの成果が出やすいといえるらしい。

②感受性が強くなる
≫スピリチュアルの世界では満月がもつエネルギーによって感受性が強くなると言われているそうです〜

色との関係

文ストに出てくる月は黄色じゃなくて赤や紫、青などと様々。てことで色を調べてみる。

赤≫愛、情熱、危険、勇気、攻撃、怒り
(前向きな印象)
青≫冷静、知性、未来、悲しみ、信頼性、静寂
水色≫冷静、繊細、洗練、変化
白≫善、真理、純潔、純粋、空虚
(無と捉えることも可能)
紫≫高貴、正義、優雅、神秘

などなど…

それぞれの色の月が出た場面の特徴をまとめてみる

赤≫探偵社設立秘話⇢福沢さんの勇気や愛…?
暗殺者の登場⇢危険、攻撃
青&水色≫色々な場面で変化が起こるとき
(敦と太宰の出会い、鏡花ちゃんの両親が死ぬ、青の時代、双つの黒、組合編の新双黒、黄昏のさようなら…など)
白≫探偵社設立秘話の舞台
紫≫黒の時代や過去編(織田作が登場する)

なんとなく見てたけど、ちゃんと考えられていた…!アニメでしか得られないもの!

まとめ

月は文豪ストレイドッグスと色々な関係があるのだと知れた!これからより一層楽しむことができるなぁ〜
こういうのを調べるのって物語を深く知る上で大切だよね。これからもどんどんやっていきたい。

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