セルフイメージに潜む無意識|ビリーフ改善でお局から責められなくなる方法
お局から責められるのは、自分を責めているから?
自分を責めると、自信を失ってしまいます。
自信を失うと、自分の意見や感情を表現することができなくなります。
すると、他人に対しても消極的になり、相手の要求や期待に応えられなくなります。
その結果、お局から軽視される可能性が高まります。
もし、同僚が風邪をひいたとして会社を休みたいと言ったらどのように声をかけますか?
「大丈夫?今日は有給休暇を取って休んだら?」
「仕事は任せて。温かくして寝てね。」
「栄養のあるもの食べて!体調良くなったら出社すれば!」
などと励ますような言葉をかけますよね。
自分の体の調子が悪くて会社の休みの電話を入れるときはどのように思いますか?
「無理してでも出社した方がよいのかな?」
「わたしが欠勤することで他の職員に迷惑がかかるんじゃ・・・」
「やっぱり午後から出社と言おうかな」
なぜか、自分には厳しい!!
自分で自分を責めてしまいます。
無意識化でのビリーフ(信念)は
「人に迷惑をかけてはいけない」
「仕事を休むことは良くないこと」
「怠けてはいけない」
と育ってきた環境で親や社会から刷り込まれたとどうでもいいルールに縛られています。
結果、自分で自分の首を絞めてしまいます。
特に日本人は、幼少期から「自分に厳しく他人に優しく」と教えられてきました。
だから、自分を甘やかすことは【悪】だと考えてしまうかもしれません。
そんなときは、あなたのビリーフに対して反証や代替を探してみてください。
例えば、「会社を休んだら迷惑をかける自分はダメだ」
というビリーフに対して、
「自分はダメだという証拠・根拠は何か?」
「自分はダメではないという証拠・根拠は何か?」
「自分はどんな成功や成果を出したことがあるか?」←自己肯定感アップ
などの質問を自分に投げかけてみてください。
答えた内容を書き出すと、あなたのビリーフが変わってきます。
そして、同僚を気遣った言葉を丸ごと自分にかけてあげればよいのです。
「いつも一生懸命働いているから今日はゆっくり休もう」
「仕事は同僚になかせておけば大丈夫!」
「元気になったらバリバリ仕事しよっと」
自分は「ダメな人間だ」と信じて疑わないからつじつま合わせで【お局に責められる結果】になっていただけなんです。
セルフイメージは無意識に作られるビリーフによって決まり、ビリーフはあなたの人間関係を変える力を持っています。
ビリーフを見つけること、そして、ビリーフを変えることでセルフイメージが変わり、人間関係を変えることができます。
自分に優しくしても決して人に迷惑がかかることなんてありません。