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壁紙クロスに擦れ傷が出来てしまった時の補修方法
家具などをクロスにぶつけて壁紙クロスに軽い擦れ傷を作ってしまった!
そんな時の対処法について、今回お伝えしていきます。
まずぶつけた程度や、ぶつけた場所の材料が残っているかにより補修可能かどうか判断します。
軽い擦れ傷程度でしたら、
「ドライやーで温めながらヘラなどで軽く押さえつけていくと元に戻りやすくなります。」
尚、別の方法にとして、
「ホームセンターに売っているコーキングを上から塗って目立たなくする」
という手もありますが、後々埃でその場所だけ黒ずんで来るのでやめた方がいいでしょう。
ぶつけてクロスが捲れている場合、捲れたクロスが残っていればホームセンターに売っている糊をつけてローラーで圧着すれば元に戻ります。
捲れた材料がない場合、大きな傷の場合は同じ材料が在庫で残っていれば切り貼りで部分補修できます。
小さな傷の場合、コンセント器具を外して余っている材料で切り貼りします。
また、ぶつけた場所のクロスが洗面所と同じ材料なら洗面鏡の裏の材料を剥がして切り貼りします。
ぶつけた箇所が凹んでいる、角をぶつけてしまった場合はパテで下地を作る必要がありますが、多少の傷でそんなに仕上がりが気にならないようでしたらこんな補修セットが有ります。
壁の傷をパテ埋めして、粘土で取った型で整形するキットです。
仕上がりを気にする場合は傷の場所をパテ補修して一面の張り替えになります。
切り貼りで部分補修が必要な場合は、
こちらに具体的な壁紙クロスの部分補修方法について説明しているので、参考にしてください。
小さい擦れ傷なら今回前半にお伝えした方法を試してみてくださいね!
分からない事があれば、お気軽にコメントしてくださいませ。
では、最後までありがとうございました。
監修:歴20年元壁紙クロス職人山ちゃん