欲を知りたい。そして、青春を満喫したい。
『人生は一度きりだ』
誰かがそんなことを言った。
私は博士前期課程の学生である。季節も6月になり入学してからしばらくの時間が経った。自分的にはそれなりに楽しい毎日を過ごしている。もちろん全てが順風満帆というわけではないし悩み事も尽きない。だけど、そんな悩み事だって人生の1ページだと思うのだ。
中学も高校も大学もいろんな青春があった。大抵のことは馬鹿馬鹿しい。四畳半神話大系の様な青春だった。白黒の描写が似合う青春だった。青春の一言で片付けるのも気に食わない。だけど、それが青春って奴だったんだろうと大人になった僕は思う。
そして、青春っぽい学生生活は最後の2年になるだろう。
すごく大切な時間だと思う。
大切にしたいから大切にしたいことを書いて全世界に公開することにした。自分としても覚悟が決まると思うし、面白いと思ってくれる人が何処かに居ると思うんだ。
失敗
人間は失敗から学ぶ。
学生というのは失敗が許される期間だ。正確には学生というのは子供期間である。子供だから許される失敗がある。大人になると守るべきものが増える。なかなか失敗できなくなる。
全力で走って鬼ごっこができる。木登りができる。
走ってスッゴケても痛くて泣きそうになるだけで済む。今の期間にいっぱい失敗すべきだ。
だから、失敗を恐れず、色々経験して学ぼうと思う。
そして、将来的に黒歴史になるであろうこのnoteも経験なのだ。
暇
学生は暇だ。
『授業』『研究』『サークル』『バイト』『就活』etc…やるべきことはたくさんある。友達に聞かれたら「忙しい」と答える。でも、9割のことは必要ないことだ。最大限の力を出そうと思うから忙しくなる。最低限の力で卒業して卒業後の進路を見つけるだけなら簡単すぎる。
だから暇なのだ。
そして、学生は平日の昼間に散歩ができる。夏休みと冬休みがある。ものすごい特権である。これを暇と呼ばずして何と呼ぶのだろうか。
欲
無知は欲すら持てない。
知っているから悔しいし知っているから嬉しい。
『無知は欲すら持てない。』この言葉は僕のマイブームだ。誰に聞いたわけでもない。突然思いついた言葉だ。本能の叫びだと思う。
自分について知りたい。自分について知ることは自分の欲を知ることだと思う。だから僕は自分の欲が知りたい。欲を知るには世界を知る必要がある。だから、もっと色んな世界に触れたい。色んな人の価値観に触れたい。世界を知りたい。他の人の欲望が知りたい。そして、僕自身が何を欲しているのかが知りたい。欲を知らずに死ぬのは嫌だ。人生は一度きりなのだから欲を叶えるために生きたい。だから、この暇な青春を欲を知るために使おうと思う。
楽園から追い出されても良い。僕は果実が食べたいのだ。