心を軽くしてくれる言葉

最近なんだかついてない。というか、私は自分で言うのもなんだが繊細である。
道を歩いているだけでいろんなことに傷ついている。クラクションなんて鳴らされたものならその日一日ブルーである。そんな特性からなのか、強そうに見えるからなのか、攻撃を受けることが多い。頼むからやめてくれ。

そんな話を先日友人にしたところ、

”それであなたは不幸なの？”

と返された。考えたこともなかった。

”確かに今はついてないなーと思うけど人にも恵まれて、元気だし、不幸とは思わないかも、食べるのにも困ってないしなー。なんか最近周りが結婚したとかハッピーなニュースが多いから比べちゃってるのかな？？”と私は返した。

”不幸ってのはさ、もっとすごいもんなんだよ、ついてないとかいうレベルじゃない、人と比べる必要なんてないし、タイミングが今悪いだけ。あなた全然不幸じゃないよ不幸をなめるな！”と友人。

目からうろこ。

私は宗教とか信仰しているものはないけれど、34年間生きてきて何となく、人生には波があるということは実感している。おそらくその波が人より大きい自覚もある。ドラマチックな人生を歩む運命のようだ。

今は落ちるところまで落ちて少し上向きに上がってきた時点。来年の今頃はきっと”しょうもないことで悩んでいたなー”って思っているんだろうな。

この世の終わりだと思った5年前のどん底も今のどん底に比べたらかわいいもんだった。そうやって人生に厚みっていうか深みが出てくるんでしょうね。

熟成された味噌みたいな人生を送って人生を遂げたい。願わくばその味噌を子供に伝承して人生を遂げたい。

人生の荒波にもまれて、家族を作るタイミングを逃しちゃったみたいだから、今後はそちらにもウェイトを移していきたい。

優しい人と出会えるといいなあ。