何で働くのか?withコロナで初めて考えた
はてはて、己はなぜ働いているのか。こたえられぬ。
というか考えたこともない、愚かしい。
正直に言うと私は外の世界を見たくなって、大学から上京し、大学のありがたすぎるプログラムや、何より援助してくれたありがたすぎる両親のおかげで東京、海外などいろんなものを見ることができた。
イギリス、アイルランド、フランス、エジプト、韓国、イタリア、チュニジア、フィリピンなどなど。
はて、不思議である。これだけ色々見てきたのに私は普通に就職活動(見栄とか世間体ばっかり気にしたブランド志向)を意識高く始めたのだ。
そんなに普通に生きていくのならば、地元を出なくても、海外に行かなくてもいいんじゃなかったのか?
が親だったら”学費返せよ”と言いたい。
そう、吾輩は”どうして働くか?”ということを教えてもらったことも、自分で考えようとさえもしなかったのだ。
”仕事が好きな人”と”仕事が嫌いな人”は二極化する。なぜだろう。
お金に支配されるのか、お金を支配するのか。つまるところ実現したいことを仕事にしてお金を稼ぐのか、生きていくためにお金を稼ぐのか、はたまたお金なんてどうでもいいーってしたいことをするかしないか気まぐれで生きていくのか。
これが分かれ道じゃないのだろうか。やりたいことを見つけることは本当に難しい。自発性や環境要因(親にやめろって言われたりとか)誰も教えてはくれないし、何なら邪魔したりするものが多すぎる。私はそうであった。
高校生の私は故郷を出て東京にいくことを決意した。やりたいことなんて何もなかったけれど、やりたいことがなんとなく見つかる気がして、面白い人と出会える気がして、偏差値30から65まで爆上げした。
結果として大学を出てからフツーな就職活動をしたわけだけれど、お金に本当に困って、自分のやりたいことがなんとなく見えてきた。自由になれた。でもこれって大学出たからではなく人生で苦労をしかて自分で死にかけるくらい考えたからなのですよね。煮え湯を飲まないと見えない世界は間違いなく、ある。
私は子供はいないが、算数や英語とかじゃなくて
”自分で考えることが大切なんだよ”
って一番最初に教えたい。きっと子供が先に異議申し立てをしてくるだろうからその意見は否定せず。なぜそう思ったのか、その考えに行きつくまで考えたことを母は素直に尊敬する、と伝えよう。
今の私の一番の夢。