客観的にみること
去年、ggg「オリンピック・ランゲージ・デザインで見るオリンピック」と東京都美術館「イサム・ノグチ 発見の道」に行ってきました!
グラフィックデザイナーの亀倉雄策さんとアーティストのイサムノグチさん。
2人に共通しているのが、日本を象徴する作品を作っていること、日本文化に目を向け日本文化を海外に発信しているということです。
展示を通して2人の海外へのつながりについて知りました。亀倉雄策さんは、少年時代に海外のポスターが載っている作品集に熱中したこと。イサムノグチさんは、米国人を母に持っていたことがわかりました。そこから、亀倉雄策さんもイサムノグチさんも日本を象徴できるものを作ることができるのは、海外を知っていることで日本を他と比較することができているからではないかと感じました。日本とは違う文化の国の世界を知っているからこそ、日本が伝えるべきことが直感的にわかり、伝えることも使命にしているのだと感じました。
展示を通して、好きな分野だけをとことん取り組むのは一見突き詰めていていいように感じますが、好きではないが好きな分野の周りにある分野に取り組むことで客観的な目を持つことができ、より強いメッセージを発信することができるのだと気付かされました。
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