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いいものを買ったつもりが、そうでもなかった話

私はFIREした後、実家に住んでいます。
念の為に言っておきますと、ニートではありません。
両親は既に他界しておりますので、一人暮らしです。

実家は造りも古いので、ルームランプがリモコン非対応なのは当たり前ですが、階段も壁スイッチでランプを付ける必要がります。荷物がある場合はスイッチを触るのも一苦労です。

かなりの頻度で階段を使うので「何とかできないか」と調べたところ、人感センサー付きLED電球が在ることがわかりました。

これは人が近づくとセンサーが反応してランプONとなり、一定時間反応がないとランプOFFとなるスグレモノです。
ランプOFFでもセンサーが動作するので0.5Wくらいは常時消費します。ただし1ヶ月で9円程度なので誤差の範囲です。

これでスイッチの手間から開放されます。
…と思ったのですが、意外な欠点がありました。

私は人感センサーは「動体センサー」だと思っていました。
一定の範囲内に動く物があれば、反応すると思っていたのです。(エイリアン2のアレ)
しかし実際は「赤外線センサー」でした。これは人や動物などの温度をもつものから放射されている熱を検知するセンサーです。

単純に動くものがあれば反応するのではなく、熱が必要だったのです。
ここまでを聞いて「どっちでもいいんじゃない?」と思われた方がいませんか?
実は赤外線センサーには弱点があるのです。

そこに居るのが“”かを判断するには熱源が単体で存在する必要があります。例えば35-37度くらいの熱を感知する仕様なら、人くらいの大きさで35-37度の熱源が単独で存在する必要があります。
夏だと家の中も30度以上になることが多いですから、家中が35度近い空気や物で溢れている訳です。例えるならレーダーにジャミングがかかったような状態です。

そうなるとセンサーは人がいるかの判断ができなくなるので、ランプONになりません。これは誤算でした。
ランプを導入したのが冬だったので、春までは問題なく使えていましたが、夏になった途端にランプがつかなくなりました。

困りました…。
夏の間だけ普通のランプに取替える手もありますが、せっかく高いランプを買ったのにこれでは宝の持ち腐れです。

次の夏までに対策を考えたいと思います。


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おっとりユージ
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