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機密書類溶解サービスを個人利用してみた

捨てると個人情報が心配

私はFIREして2年目になりますが、今年から家賃節約のため実家で暮らしています。両親は既に他界して実家は空き家だったので、『子供部屋おじさん』ならぬ『実家おじさん』になりました。

実家には社会人になるまでずっと両親と住んでいました。
学生時代は家族で旅行に行くことも多く、旅行先でこれでもかと写真を取っていたものです。アルバム数十冊にも渡る超大作です。
他人が見れば『すごいね』『家族仲良かったんだね』と思うだけでしょうが、管理する立場の私は悠長なことは言ってられません。

両親は物を捨てない性格だったので家族写真だけでなく、過去に出席した結婚式や社員旅行、果ては学生時代の写真や成績表まで残していました。

そして私は独身なので、このまま残してもいずれ誰かに捨てられるだけです。知らない誰かに捨てられる位なら、私が処分しようと思いました。
ついでに大量にある家族写真も、思い出深いものだけ選別して捨てようと思います。

そこで気になったのが写真などの個人情報をどうするかです。
燃えるゴミとして捨てても誰も気にしないとは思いますが、万が一流出などしたら両親に合わせる顔がありません。
しかし、家にある写真や紙は何千枚というレベルなのでシュレッダーでやっていては何日かかるかわかりません。
そこで思い出したのが会社で使っていた『溶解ボックス』です。

溶解ボックスの個人利用

溶解ボックスは企業向けに廃棄処分を行ってくれるサービスで、箱詰めしたものを溶解液で溶かしてくれます。
シュレッダーなどで1枚1枚裁断するのは効率が悪い。だから生まれたサービスだと思います。
ホッチキスなども外す必要がなく、バインダーも一緒に溶解してくれます。(これは溶けずに残るのかも知れませんが)

いろいろ調べると、溶解サービスは企業向けがほとんどで、個人で利用できるのは数社だけでした。そのなかで比較的安い「株式会社ワラケン」にお願いしてみることにします。

「株式会社ワラケン」のサイトで調べてみると
セキュリティーパック21   (106サイズダンボールが付いている)
・セキュリティーパック21ライト(120サイズ以内のダンボールを自分で準備する)

があります。
※送料は地域によって変わります。会社が中部地方にあるので、近いほど安くなります
※段ボールはライトの方が大きい(なぜ?)

ダンボールを自分で用意すれば500円ほど安くなるので「セキュリティーパック21ライト」を注文。2日後にキットが届きました。
キットには納品書や送り状、マニュアル、業務委託約款、セキュリティーシール、開封厳禁シールが入っています。

ダンボールはホームセンターにて120サイズを200円で購入。貧乏性なので送れるギリギリのサイズでお願いしようという魂胆です。

作業は簡単

2日かけて箱詰め完了。
写真はアルバムのままでは処分できないので、1枚づつ剥がす必要がありました。ちょっと手間がかかる。
最初こそ思い出の写真を捨てることに抵抗がありましたが、時間が経つと流れ作業になっていましたね(笑)。
紙媒体はそのまま箱にいれるだけなのでラクチン。

重量は25Kgまでなので、最後に体重計で測って梱包して完了。
ホッチキスを外したり、シュレッダーに掛ける手間が一切ないので手も疲れません。普通なら2週間はかかっていた作業が2日で終わりました。
あり得ないくらい楽です!!

送り状は予め印刷してあるのでなにも書かなくて大丈夫です。(発送個数だけ数字で記入します)
後はゆうパックに連絡して集荷してもらうだけです。

送付後は待つだけ

発送後はワラケンさんに到着した時点で「到着連絡」があります。
その後、溶解処理になりますが、ダンボールは未開封で溶解されるので個人情報もしっかり守られますので安心です。
溶解処理終了後、2週間で「溶解証明書(PDFか紙を選べる)」が送られてきました。

受取連絡から溶解終了まで期間があるのは、一定数溜まってからまとめて処分しているんでしょう。(事務処理もあると思います)

今回は120サイズがちょうどパンパンになる分量でした。偶々ですが効率が良かったです。
3500円程度で手間が省けるなら、使うべきだと思いました。

みなさんもこの機会に断捨離いかがでしょうか?


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