眠りと体(脳)の関係性
こんにちは、宮本(@OTTO_LLC)です!
福祉・介護の仕事で精神障害の方たちに関わるようになって、いかに睡眠が大事かということを理解すると同時にどうすれば薬以外で良質な睡眠が取れるのかも考えることが多くなりました。
【寝れないことで余計な事を考える】それはネガティブなこともポジティブこともそうですが、現実離れした妄想や発想なども意外と寝る前にしませんか?
僕は小さい頃、布団に入ってから色んな妄想をしていましたw
例えば「スーパーマンのように空を飛ぶ」妄想とか「野球の決勝戦で満塁ホームランを打つ」イメージとか。実際にできそうなことや明らかにできないけど、できたら楽しい事など。
小さい頃は基本的にポジティブな妄想が多かったんですが、大人になるにつれ今自分が置かれている状況や環境でうまくいかない事を肌で感じると夜の妄想はネガティブになっていくんじゃないかと思います。
夜への不安
子供の頃やまだ社会に出ていない段階では、自分が何者かになれると信じて日々を過ごしますよね?
中学生や高校生、学生時代でも、もちろん悩みはあると思いますが友達と遊ぶ事や自由な時間を使うことで発散できることがあったんじゃないでしょうか。
ただ、歳を重ねていくと色んな重圧に耐えることの難しさや、想定外の出来事、壁にぶち当たり「自分はこんなはずじゃなかった」「俺はもっとできるんだ」と考えてしまう時期もあると思います。
そんな日々を繰り返すことで夜眠る時間にネガティブな妄想をして睡眠時間が少なくなっている方もいるんじゃないでしょうか。
実際に僕が関わる精神障害者の方は「将来の不安」「お金の不安」「人間関係」などの不安を感じて夜に眠ることが【怖い】【ネガティブな事を考えすぎて眠れない】などの話をしてくれます。
これは年齢は関係ないのかもしれませんが少なからず現実への【不安】や【恐怖】によって重要な【睡眠】を無意識に削ってしまっているのかもしれません。
不眠症とは?
不眠症とは自分が眠りたいように、思うように眠れない。それが不眠症という病気なんですが、眠る事ができず次の日の昼間に元気がなかったり睡眠への不安が高じて「また今夜も眠る事ができないんじゃないか」などを考え、さらに眠れなくなることなんです。
ただ、年齢を重ねると夜中にトイレで起きてしまうことや何度か目が覚めてしまうことは当たり前らしくそこまで気にする必要は無いようです。
至ってそれは健常な体のようですが、中には夜中に目が覚めてしまう事やトイレで起きてしまうことを気にしすぎる人も多いようでこういった現象を気にする事でそれがきっかけで不眠症になってしまうこともあるようですね。
眠れないと脳はどうなる?
徹夜明けの脳の状態は泥酔状態と同等らしく、徹夜をすることで脳(頭)はめちゃくちゃ悪くなります。
これは睡眠学者の柳沢正史さんのYouTubeで観たんですが、すごく納得できる信憑性の高い話でした。
先日、Xでも上げたんですがこの方のお話は本当に参考になります。
目から鱗の話も多く、今までの睡眠方法が実は体にとっては負担になっている事があります。
「健康的な人でも睡眠負債はあるようで、十分に寝ていると思っていても実はそこまでしっかりとした睡眠を取れていない」ってお話をしてましたが「おぉー、マジかー!!」って声が出ましたもんねw
その負債を全部返すまで平均で4日はかかるようで、睡眠は借金はできても貯金はできないのでしっかりと眠ることが重要だという事でした。
眠れないときの対処法
さて、眠れない時はどうすればいいのか?これに関してはどういった事で眠れないかを理解することが大事です。
日常生活で起きるストレスなどの場合は状況によりますが1〜2週間程度眠れないことは特に問題はないそうです。
上記にも書いたように加齢に伴い夜間帯に何度か起きてしまうことはよくある事らしいですし、普通に生活をしていてもストレスがかかる時代ですので、考え事をして短期間眠れない事自体には正常なストレス反応なのでそこまで深く悩まなくてもよさそうですね。
ただ、それが長引いて本当に眠れない日が数週間続き固定化されてしまうとマズイ状態だと。
もし仮にそういった兆候があるようでしたら一度、本当に眠くなるまで布団に入らない、もしくは横にならない「もうこれ以上起きとくのツライ〜」っていう限界がくるまで布団に入らない。
布団やベッドで悶々としながら時間が過ぎるのが良くないとの事で、その期間が続くと「ベッドや布団は寝れない場所だ」と脳が認識し本当に布団やベッドで眠れなくなり慢性不眠症への入り口になります。
カフェインやアルコールも睡眠への影響があるようで、カフェインは確実に覚醒作用があってコーヒーやカフェイン入りの飲み物を飲んでも寝れることは寝れるようですがその後の睡眠は浅くなるので、寝る4〜5時間前はカフェインの摂取は避けた方がいいです。
ただ、コーヒー自体は色んな恩恵を受けることができる飲み物で好きな人はめちゃくちゃ好きですし(僕も好きすぎて毎日5杯程度は飲みますw)カフェインを摂取しても眠れる人は「眠れるんだたか気にせず飲んでもいいやないかい!」って方も居てると思いますが、マイナス面の睡眠が浅くなることを考慮できるのであれば飲むのもアリですよね。
アルコールでの寝落ちは逆効果
眠れない時にアルコールの力を借りて眠る人も多いんじゃないでしょうか?
はたまた、ベロベロに酔ってそのまま寝落ちしてる人もいてるかもしれませんよね。
これは逆効果らしく、アルコール自体には催眠作用があってある程度量を飲めば眠れるんですがその後アルコールがアセトアルデヒドに変わると覚醒してしまいます。
深酒をして眠った後その瞬間は寝れるんですが、数時間もすれば目が覚めてしまい眠れなくなるんですよね。
泥酔状態であれば目が覚めないかもしれませんが、それはそれで急性アルコール中毒の危険性もあって命が危ないかもしれませんね。
お酒自体は僕も大好きですし、ベロベロになるまで飲むこともありますが年齢的に次の日に残って1日仕事が捗らないこともあるのでお酒も寝る数時間前までには切り上げて就寝の準備をした方がいいかもしれません。
眠れる環境を整える
僕は眠りのプロではありませんが柳沢先生の動画を観たり本を読んだりと「眠る」ということに最近は意識が高くなってきました。
これは、介護・福祉の仕事に携わってるからこそ「眠れない」人たちの悩みを耳にしたり「眠れない」ことで心が病んだ方も目にしたからです。
人間にとって眠る事がどれくらい重要か理解しているつもりなのでCBD・CBNティンクチャーの販売も開始しました。
CBD・CBNはあくまでも補助剤なので即効性や効果は人によって差があるともお話ししてきましたが、そもそも普段の生活習慣や自分の在り方を見つめ直さないといけない人もたくさんいると思います。
家で一日ダラダラして身体を動かさず疲れてない人がベットに入って瞬間的に眠ることは難しいはずです。(中にはいるかもしれませんがw)
なのでまずは、日々の生活習慣の見直しから始めてその一つのツールとしてCBD・CBNを使ってもらえたらと。
実際に眠るためには日々のルーティンの中でこういった行動も必要かもしれません。
・身体を動かす時間を作る
・睡眠環境を整える(暗くて静かで朝まで適温な寝室が良い)
・寝心地の良い寝具を選ぶ(睡眠中は体温調を行う為、室内温度や掛け布団
の調節など)
・寝る数時間前のアルコールとカフェインの摂取を控える
柳沢先生曰く睡眠は減点法らしく「これをやると睡眠の質が悪くなる」といった要因がたくさんあるのでそういった問題点をなくしていき良質な睡眠が取れるようまずは自分の睡眠環境と意識に向き合ってみるのはどうでしょうか?
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