5月28日(1997年)絶対的エースのVゴール

ケッペル監督を招聘、これまでのカウンターサッカーからの転換を図る浦和。より質の高いサッカーを標榜しリーグ優勝する。ところが勝ったり負けたりで波に乗れず、更にホームで勝てないこともあって、駒場の雰囲気は決して良いものではなかった。ボールを繋ぐことに慣れないスタンドは、後ろでパスを回すだけで苛立っていた。
後半終了間際、1人少ない柏にリードを許す最悪な展開。意気消沈するも束の間、直ぐにギドのミドルが決まる。一度敗戦を覚悟した後の同点ゴール、勝つための勇気と希望を与えてくれた。
うちには9番がいる、福田正博がいる。絶対的なエースが決めてくれるはず。それくらい福田正博の存在は大きかった。
水曜日の延長Vゴール。次の日の眠いこと眠いこと。

駒場スタジアムが透かしに入ったアンブロのユニ。カッコ良かった。
青少年科学館向かいの歩道の張り出したところ、こ立入禁止になったのはこの試合の後だったかも知れません。

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