推しの特典会に母と行った話。 2022/03/17
母と一緒にSHOWBOXへ公演を見に行った時の話を書こうと思う。
私の母はKPOPが好きで、よくコンサートに一緒に行っていた。(JYJとかSHINeeとか)
母にSHOWBOXに一緒に行く?と訊いたら、行きたいと言うから2人で行くことになった。
推しのグループは、母娘で来ている人が何組かいた。チェキのポーズの指定やメンバーに触る行為が禁止の特典会だから、母娘でも安心安全。
新大久保に毎週のように行っていた私を心配する母に、いかがわしい場所では無いと実際に見てほしかった。(新大久保アイドルというと密着してチェキを撮るというイメージがあって、実際そういうグループも多い。)
母と一緒に行く日の前、推しに「次は母と一緒に観に来るね」と言うと、嬉しいと喜んでくれた。
当日のライブは、母の好きなJYJのカバー曲もあってとても楽しかった。
特典会。
推しと話しているところを、母に見られるのは少し恥ずかしかった。。
この日は久しぶりに推しに手紙を書いてきた。
個人サインの時に渡そうと思って、手紙を持って推しの前に座る。
渡す前に手紙に気づいて、そう言ってくれた。
手紙が久しぶりだと記憶していることも、嬉しいと言ってくれたことも、推しの言葉はいつも私を幸せにしてくれる。
そして推しはこう質問した。
今日のソロは他のメンバーだった。
私は、「うん、すごく素敵だった」と答えた。
私は推しのソロの日になかなか来ることが出来ず残念に思っていたが、推しもまたそう思ってくれているのかな、、?なんて。
それはファンサービスだとわかっているけれど。
そして、推しはおずおずと、、、
客席に座っている母の方を見ながら、そう訊いた。
「うん、お母さんだよ」と答えると推しはこう言った。
なぜ推しが緊張するのかわからなかったけど、可愛くて笑ってしまった。
友人にその話をしたら、『彼女の親に会いに行く彼氏みたいだね』と笑っていた。
団体サインは、私の後ろに母が並んだ。
みんな母を歓迎してくれて、母も楽しそうだった。
母はJYJのファンだから、カバー曲が聞けてとても楽しかったようだと推しに伝えると、
そう言うと私の手を握って、『In Heaven』を歌ってくれた。幸せ。。。
そう言いながら、推しはなかなか手を離そうとしなかった。
母と話すことを先延ばしにするかのように、立ちあがろうとする私を引き止めて話し続けていた(かわいい)。
母と話す推しは妙にかしこまって、硬い挨拶をしていて可愛かった。
母も「娘がお世話になっています」と挨拶した。
….コントかよ。
特典会の後、どうだった?と母に訊くと、とても可愛かったと言っていた。
母から『合格』をもらったような気分だ。
推しに気を使わせてしまったけど、緊張する推しが可愛いかったなぁ。。
ちなみに2番目の推しは、「今度お母さんが来る日は先に教えて!『HUG』をセットリストに入れるから!」と言ってくれた。優しい。
(セットリストは毎回2番目の推しが決めていて、HUGは東方神起出身のJYJが好きな母のために、歌ってあげるという意味)
そんなわけで、その後母はヲタ活に対して理解してくれるようになった。
めでたし、めでたし。
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